今度はロケットマンだってさ、たまりません
いまも予約受付中のドク・サベージドミノ・レディのメーカーをGo Heroと紹介してきたけれど、正確には、ほとんど忘れ去られていそうなニッチ映画キャラの、きっとライセンス料もバーゲン価格にちがいないバストスタチューやフィギュアを作っているメーカーExecutive Replicasとのコラボアイテムなんである、念のため。
猫も杓子もアイアンマンよりは、ずっと好感が持てる。
さてそんな果敢な2社が次なるプロジェクトを発表した。
Rocketman(ロケットマン)、本名コマンド・コディである。
1960年代初めに日本でTV放映された際は宇宙戦士コディともロケットマン・コディとも呼ばれた弾丸型ヘルメットの空飛ぶヒーローなのだ、めっちゃくちゃ懐かしいです。
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アメリカではDVDが出てるらしいけれど、店主は50年前にTVで観たときの記憶っきゃないから、間違ってたらゴメン。
地球侵略を企てる月世界人の悪いヤツ vs 背中にしょったロケット推進機で空を飛ぶ地球人宇宙飛行士コマンド・コディの物語で、SF流線型メカ続出、展開もスピーディなら、当時の空飛ぶヒーローの第一人者スーパーマンよりも早く飛んだ、ような気がする。
で、これはあとから仕入れた情報だけれど、少年時代の店主が手に汗握ったシリーズは、もともと劇場用連続活劇の主演俳優ジョージ・ウォーレスの登場シーンを、もうちょっと二枚目なジャド・ホールドレンで再撮し、TV用に30分x12話で再編集したものだった。
とにかく、毎回エンディング3分前くらいでヒーローが絶体絶命の危機に瀕するっていうのがお約束。
たとえば前方で巨大な丸ノコが高速回転する製材所のベルトコンベアに縛り付けられて、to be continuedみたいな。
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そんなロケットマンの1/6フィギュアは、もはや幻化してしまった同じGo Heroのバック・ロジャースフラッシュ・ゴードンの血を受け継ぐスーパーニッチ・レトロ・Sci-F・フィギュアの真打ちなのである。
しかも変なこだわりも。
というのはロケットマンの素顔はジャド・ホールドレンではなく、劇場版連続活劇の初代スター、ジョージ・ウォーレスをモデルにしているのだ。
メーカーから納期の案内があり次第、予約を受け付ける予定。
ウズウズ、完成が待たれる。
ちなみにジョー・ジョンストン監督の1991年の映画『ロケッティア』はコマンド・コディへのオマージュとして人気のあったアメコミの映画化なのだった。
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Blast Off!!! - Full photo reveal of George Wallace was as THE ROCKETMAN! I can not wait to release it!!



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by tomenosuke_2006 | 2014-03-06 19:31 | Sci-Fi Classicモチャ
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