ファンタスティック・プラネットの留之助限定ティヴァ・アイライン版
La Planete Sauvage “Tiva” eyeline version Tomenosuke exclusive
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ティヴァがペットの人間の真似をして、真ん丸の目の回りにアイラインを描いたアレを作ってほしいと、イギリスのUnbox Industriesに頼み込んだのは今年の2月。
半年がかりでプロトタイプが準備され、ついにフランスの版権元Argos Filmsから製品化の許諾が下りたのだった。
留之助商店開店10周年記念の目玉にしようと思っていたけれど、デビューは東京コミコンの留之助ブースになりそうな気配だね。
限定50個。
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It was this last February when I turned to Unbox Industries for making a figure of Tiva wearing eyeliner around its perfectly rounded eyes, imitating its human pet. After 6 months of preparations on the prototype, the authorization for its commercialization has finally been granted by France’s holder of the copyrights, Argos Films. It will likely make its début at Tokyo Comic Convention’s Tomenosuke booth.




Unbox Industriesがティヴァを作ると知ったのは2015年のはじめだった。
1973年のフレンチ・アニメ『ファンタスティック・プラネット』(アメリカ公開題名)にとりわけ思い入れの強い店主は、さっそくUnboxの社長でトイ・プロデューサーのダン・ウィレットに連絡をとる。
と、濃いものと薄いもの、それぞれ異なる仕上げのティヴァを2種類用意し、前者を自社で、後者を日本の大手トイ・メーカーが販売することに決まったと聞かされ、心底落胆したのだった。
なぜなら日本人で最初に『ファンタスティック・プラネット』に目を付け、もちろんビデオ・ソフトなど存在もしない1970年代、劇場はおろかTVでも公開されたことのない、そんな映画を、八方、手を尽くし、アメリカのコレクターから海賊版の16ミリフィルムを買ってまで観たという、店主はそういう類いのファンだから。
自分こそティヴァを取り扱うにふさわしい人物だと、勘違いしても仕方のない人生を送ってきたのだった。
で、アイラインを描き足すアイディアを思いついた時には、してやったりな気分にひたったのである。

ちなみに下の画像は、昭和53年(1978年)に店主所有の16ミリ・フィルムを使い、『ファンタスティック・プラネット』を日本で初公開した際のチラシである。
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by tomenosuke_2006 | 2016-09-27 20:20 | 留之助限定モチャ
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