ジャン=ミシェル・バスキアの8インチ・ダニー、6月7日発売
8" Jean-Michel Basquiat Masterpiece Dunny - Legacy
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アメリカで最も重要な新表現主義の画家だとか、20世紀における最も重要なアメリカ人アーティストの一人だとか、1988年に27歳で夭折してもなお賞賛され続けているストリート生まれの画家ジャン=ミシェル・バスキア。
ユニクロのTシャツ・ラックにアンデイ・ウォーホルと並んで置いてあるバスキア-Tを見たり、買ったりした人もいらっしゃると思います。
そういえばKAWS-Tを買い求める人たちで店内が戦場と化した中国のユニクロでしたが、日本では明日7日が同じ商品の発売日だとか。
どうなるんでしょう。
そんなことより、ZOZOの社長がサザビーズのオークションで123億円を投じて競り落とした絵画というのが、バスキア作品でしたよね。
また、去年暮れにはドキュメンタリー映画『バスキア、10代最後のとき』が公開されて、彼の人となりに魅了された方も少なくないでしょう。
つまり静かにバスキア・ブームなわけです。
店主としては1996年公開の伝記映画『バスキア』が忘れられません。
ジェフリー・ライトが熱演したバスキアにデヴィッド・ボウイのウォーホル、クレア・フォラーニやデニス・ホッパーやベネチオ・デル・トロやゲイリー・オールドマンやクリストファー・ウォーケンやウィレム・デフォーなど渋すぎる俳優陣が大挙出演していたのも驚きなら、1980年代のニューヨーク・アートシーンが臨場感たっぷりに描かれて、スクリーンに釘付けになってしまいました。
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監督は、実際にバスキアとも親交があったというアーティストであり、これが映画監督デビュー作となったジュリアン・シュナーベル(ゲイリー・オールドマンがシュナーベルとおぼしきアーティストを好演)。
で、なんと劇中に登場するバスキア作品は、シュナーベルが自ら描いたといわれています。
監督2作目の『夜になるまえに』(2000年)ではヴェネツィア国際映画祭の審査委員グランプリを、『潜水服は蝶の夢を見る』(2007年)では第60回カンヌ国際映画祭監督賞、および第65回ゴールデングローブ監督賞を受賞。
さらに『バスキア』でチラッとゲスト出演していたウィレム・デフォーが不遇の画家ゴッホを演じたシュナーベルの最新作『永遠の門 ゴッホの見た未来』 (2018年)が、今年11月に日本公開される予定で、楽しみです。
話が横道にそれてしまいましたが、とにかくです、バスキアのアイコンというかシンボルというか、しばしば彼がサインといっしょに、あるいはサイン代わりに描いた王冠のマークを、そこかしこにあしらったメタリック仕上げのダニーが作られたのでした。
このダニーは、ウォーホル・ダニー・マスターピース・コレクションの後継シリーズとして企画された少数限定版でもあります。
ウォーホルの友情を一身に浴び、ウォーホルの急死をきっかけにドラッグ吸引が加速して、コカインのオーバードーズでこの世を去ったバスキアの “Legacy=遺産” と命名された8インチ・ダニー、明日6月7日23時59分、発売です。
Kidrobot本家からの配給数僅少につき、けっしてお見逃しのないように。

ご注文はこちらから→https://tomenosuke.stores.jp/
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by tomenosuke_2006 | 2019-06-06 23:32 | kidrobot 新製品情報
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