80年代アメリカで人気を博したアニマトロニクスのクマ
Billy Bob by Justin Ishmael

よほど思い入れが強かったんでしょうね。
ほとんどの日本人は見たこともなければ、そのいわれさえ知らないであろう1980年生まれのアニマトロニクスのクマを、私財を投じて復刻フィギュア化したのはジャスティン・イシュマエル
あの『デッドリー・スポーン』の怪物ミニフィギュアを、きちんとライセンスを取得して作った彼です。
で、『デッドリー・スポーン』が1980年代の超B級映画なら、この80年生まれのクマもはっきり言ってマイナーなキャラクターです。
正確には1980年から1992年まで営業していたピッツァ・レストラン・チェーン "Showbiz Pizza Place" で活躍していたアニマトロニクス・ロボット・バンド "Rock-afire Explosion" のバンジョー奏者兼リード・ボーカリストで、名前はビリー・ボブといいます。
それをイシュマエルが全高28センチの堂々たるサイズでビニール・フィギュア化、黄色いルニーバード、バンジョー、アニマトロニクス・ヘッドのアクセサリー付きで完成させたのです。
いずれも着脱可能で、ギターを持たせたり、もちろん頭を載せ替えることもできます。
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人が演じたセサミストリートの活躍の場がTVだったのに対し、ライブが売りのロック・アファイア・エクスプロージョンは、ピッツァを頬張った子どもたちを生の迫力で熱狂させたんでしょうね。
きっとイシュマエルも、そんな子どもの一人だったに違いありません。
2017年に原型彫刻に取り組み、2年を製品化に費やして、やっとこのほど完成、3月中旬には留之助に届きます。


by tomenosuke_2006 | 2020-03-01 18:55 | 商店入荷新着情報
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