留ブラ専用ホルスター、製作開始
Start making holster for Tomenosuke Blaster

11年前、サファリランド製ショルダーホルスター#1001をリフォームした特製ヒップホルスターを留ブラAPに付属させて以来、造りたくても造れなかったのが、留ブラ専用ホルスターです。
腕も確かでセンス抜群の皮革職人、M氏に、AP用ホルスターで凄腕を披露してもらったあと、同じ年にアンクルホルスターnano用ホルスターもお願いし文句なしの製品を納めていただいたのですが、その年の暮れ、急逝されて、拠り所を完全になくしてしまったからです。
店主と同世代のM氏とは『0011ナポレオン・ソロ』が縁で知り合い、お互い昭和46年規制前からのモデルガン愛好家ということもあってますます意気投合しました。
『西部警察』をはじめ映画TV用に様々なホルスターを提供してきた名うての職人。
白羽の矢を立てたものの、2年足らずの付き合いで終わってしまいました。
それからというもの、業界関係者にメーカーや技術者を紹介してもらい面談を重ねてきましたが、留ブラ・ホルスターの製作をまかせられる人には巡り会えませんでした。
留ブラ専用ホルスター、製作開始_a0077842_17214103.jpg
銃を知り抜き、銃を愛したM氏のソウルを有する皮革職人とでもいえるでしょうか。
50年の長きに渡り各国の軍をはじめ、法執行機関やスポーツ市場において高い支持を受け続けている専門メーカー、サファリランドの製品のような、銃が抱かれてみたいと思うホルスターを造ることができる人を探してきたのです。
10年を経て、留ブラ専用ホルスターの製作計画が始動します。
M氏以来の信頼できる皮革職人、H. Futamuta氏と出会いました。
留ブラAP発売の後、実際に映画で使われたというホルスター(下の画像)がハリウッド・オークション "Profiles in History" に出品されましたが、その時の画像を参考にデザインしたのが、上の留ブラ・ホルスター用刻印です。
留ブラ専用ホルスター、製作開始_a0077842_14462005.jpg

by tomenosuke_2006 | 2020-08-05 16:58 | 留之助ブラスター
<< チェ・トルーパー・クレヨンカラ... キース・ヘリング・ダニー・シリ... >>