Artoyzモチャ第3弾、新テディ・トゥループ近日発売
New Teddy Troops are back in town

留之助商店開業のきっかけですが、ふたつのプラットフォーム・フィギュア、つまりKidrobotのダニーとAdfuntureのテディ・トゥループに巡り合ったことが大きく影響しています。
ベアブリックにちょっと食傷気味だった2005年、旅先のサンタモニカのKidrobotブティックでダニーと、その翌年にはミラノのセレクトショップ 10 corso como (ディエチコルソコモ ) でテディ・トゥループを知り、コンセプトはベアブリックと同じでも、素体形状の目新しさや、デザインのバタ臭さに一瞬呼吸困難になるほどの衝撃をうけました。
それが飾られていた環境というか、店内空間の洗練の度合いがこれまたすこぶる上等で、田舎者はすっかりウェスタン・アート・トイの罠にハマってしまったのです。
で、日本で最初の公認ショップとなるべくNYのKidrobotへ出向き、直談判は成功。
Adfuntureがホンコンの会社だと知って、これまた直行して取り引き成立。
留之助はKidrobotとAdfuntureのおかげで幸先のいいスタートを切れたのでした。
とりわけドイツのストリート・アーティスト Flying Fortressをオモチャの世界に誘い入れ、テディ・トゥループというまったく新しい4インチ(10センチ)プラットフォーム・フィギュアをプロデュースしたAdfuntureの若き中国人オーナー、エディの並々ならぬ先見の明とヨーロッパのアート事情に精通した手腕には驚かされるばかりでした。
以来、Adfuntureからリリースされるほとんどのモチャを日本に紹介してきました。
エディが上海に帰り、モチャよりもアパレルに力を入れるようになった6年ほど前、音信不通になった時期もありましたが。
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自慢しちゃいますが、世界限定50個なんていうスーパーレアを含むテディ・トゥループ迫力の10インチ版(ヘルメットを着けた状態で全高25.5センチ)は、モントリオールのアーティスト 123Klanがスキンを担当した2009年の最終作ワンカーズ・トゥループ・ダークブルーに至るまで、およそ3年のあいだに発表された14作品すべてを留之助で販売させてもらいました。
ウェスタン・アート・トイの黎明期に高額な10インチのテディ・トゥループが100個以上も日本のコレクターに迎え入れられたのは、スキンをデザインするために集まっロンドン・ポリスダレクたち多様なアーティストの個性あふれる作風と、大きなヘルメット(キャンバスとして使うに十分な面積)を目深にかぶったクマの兵隊さんの魅力につきます。
そんなテディ・トゥループの4インチ・ミニシリーズのモールドをAdfuntureから買い取り、企画を受け継いだのがパリのArtoyzというわけです。
フライング・フォートレスをクリエイティブ・ディレクターに招き、古典を復活させたのです。
目移りするほど斬新で鮮やかすぎる12種類のコレクション。
留之助では12種コンプリート・セットと単品販売を計画しています。
さらに幻の10インチ版のデッドストックが数点、倉庫から出てきたので、新テディ・トゥループ発売記念の景品にしようか、特価で売り出そうか思案中です。
発売は4月に入ってから、お楽しみに。
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by tomenosuke_2006 | 2021-03-21 00:24 | Artoyz 新製品情報
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