サレンダーズ・ファイブ留之助限定ステビア 、7月27日23時59分予約開始

Surrenders Five Tomenosuke exclusive "Stevia" by Mirock Toy will be launched on July 27th 23:59 (JST)

80歳の記念イヤー（去年）にSA-CDマルチ・ハイブリッド盤として発売されたレジェンド、ハービー・ハンコックの最重要アルバム『ヘッド・ハンターズ』（1973）を聴きながら、お伝えします。神々しくもホッコリとした丸いお顔のサレンダーズ・ファイブと賢そうで忠義な柴犬のコンビに、心底、癒されます。
それにしてもMirock Toyを主宰するクリエイターで原型師の金子洋平くんのですね、趣味と思い入れが徹底的かつ如実に具現化されたのが、このサレンダーズ・ファイブ、究極のソフビ作品なのです。
そのディテールというか、細部まで気を抜くことなく彫りこまれた装備品やら付属品には、ひとつひとつ謂れがあるのでした。フィギュアの根底に脈々と息づくのは、まだ小学生だった洋平くん憧れの1980年代カルチャー（ちなみに店主がLAで青春を謳歌していた時代でございます）。
というわけで、最初に付属品のごついトランシーバーをご覧ください。
言わずと知れた1980年代が舞台のSF-TVドラマ・シリーズ『ストレンジャー・シングス』のメイン・キャラクターでホーキンス中学放送部の一員、ルーカス愛用のアメリカRealistic社製トランシーバー/TRC-206、通称ルーカス・モデルです。
本物がトイショップBANDITさんで買えるみたいです。さて、主な装備品について。
まずは頭のインカムですが、これもルーカスの愛用品です。
お腹の長方形のメカは、1985年の映画『グーニーズ』のメイン・キャラクターの一人で発明が趣味の中国系少年、データがいつも身に付けていたまともに動作しない秘密兵器をモチーフにしています。
背中のリュックもデータの探検装備のひとつです。
『グーニーズ』といえば『グレムリン』（1984年）の脚本でスピルバーグに認められたクリス・コロンバス（脚本執筆当時若干23歳）の第2作目に当たり、つい先ごろ（2021年7月5日）91歳の長寿をまっとうした名作『スーパーマン』（1978年）の巨匠リチャード・ドナーの監督作品です。
NETFLIXで配信中なので、今夜は『グーニーズ』を観ながらドナー監督を偲ぼうと思っています。腰回りにもご注目を。
左側にぶら下げているのは、やはり1980年代製のトランジスタ・ラジオです。
さらにウエストポーチからはみ出たちょっと不気味な骸骨の手は、1980年代アメリカで一世を風靡したスケートボード史上最強の天才集団ボーンズ・ブリゲードのシンボル・ロゴに由来します。
洋平くん自身も、どこへ行くにもスケボを持参するくらいの熱烈なスケーターですもん、このデザインは至極当然なのでした。
その他、上と下の画像の右腕には哺乳瓶（着脱可）が装着されていますが、これにも洋平くんらしいこだわりが。哺乳瓶の中ほどに小さく "sujahta"（スジャータ）の文字が見えます。
そう、みなさんご存知、褐色の恋人スジャータと同音同義語。
元々スジャータとは「修行中にお釈迦様に乳粥を差し上げたインドの娘さんの名前で、それを飲んだお釈迦様は疲労回復されたのち、悟りを開かれたといわれています」と、スジャータめいらくグループのHPに説明がある通り、お釈迦様は洋平くんの永遠のテーマなんです、なので。
サレンダーズ・ファイブがかぶる円形マスクは、2021-06-19のブログでお話しした通り、洋平くんが大好きなハンコックの『ヘッド・ハンターズ』のジャケットに使われているアフリカ・コートジボワールのバウレ族のお祭り用お面の再現です。
裏面の左右に紐を通すための穴が用意されていますので、気が向いたら試してみてください。まだまだ話題は尽きませんが、これくらいにして、現実的なお話を。
正確な発売数は秘密、いまのところ「限定版」としか言えません。
予約開始は見出しにある通り、7月27日23時59分。
すでに製造は始まり、お届けは9月末を予定しています。
いつもの通りの早い者勝ち、奮ってご予約くださいね。

ご予約はこちらから→https://tomenosuke.stores.jp/
International Order→https://tome-international.stores.jp//a>