ヤング・フランケンシュタインの三馬鹿フィギュアだぞ
Young Frankenstein Mego 8-Inch Action Figure
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あの、TV版『チャーリーズ・エンジェル』のサブリナ・ダンカンとブラスターのセットを作ったフィギュア・メーカーというよりは、ツメの甘い造形で、お人形さんメーカーといった方がいいと思うMEGOから、おそらくいままででいちばん好感の持てる、けっこうリアルなキャラクターが発表されました。
あの敬愛する名監督メル・ブルックスの1974年の傑作コメディ『ヤング・フランケンシュタイン』の三馬鹿トリオ、つまり、ジーン・ワイルダー演じるフランケンシュタイン博士とピーター・ボイルのモンスターとマーティ・フェルドマンのアイゴールが、なんとそっくりモデリングで蘇るのです。
映画は、ボリス・カーロフで有名な1930年代のユニバーサル・スタジオ製カルト『フランケンシュタイン』の最高に洗練されたパロディで、当然のことながらモノクロ版、オリジナルへのオマージュも熱烈です。
ブルックス監督といえば、1960年代のTV番組にして、当時大ブームのスパイものをパロったシチュエーション・コメディ『それ行けスマート』をバック・ヘンリーと共同で創作・プロデュースした天才で、留之助、中学生のころからの大ファンなんです。
そういう人がフランケンシュタインを料理したのですから面白くないわけがないじゃないかと、映画館へ出かけたのは22歳の頃でした。
いまも忘れられないのは、モンスターがジーン・ハックマン演じる盲目の老人宅を訪ねるシーンなんですが、ちょうどYouTubeにそのクリップがあったので、いっしょに笑いましょう。



留之助にとっては青春の思い出映画『ヤング・フランケンシュタイン』の、これならアクション・フィギュアと呼んでもよいでしょう太鼓判三馬鹿トリオを、誰がなんと言おうと仕入れることにしました(サブリナ・ダンカン人形の在庫の山を見て、売れそうもないモチャの仕入れを思いとどまるよう厳しく意見するスタッフが約1名いるものですから)。
まずフランケンシュタイン博士が近日中に、追ってアイゴール、で、来年1月にモンスター(まだ画像が公開されていません)が順次入荷の予定です。
あ〜、楽しみ。
ところで余談ですが、メル・ブルックスっていう人はミッドナイト・シネマだった『イレイザーヘッド』(1977年)を観て、製作総指揮をつとめていた映画『エレファントマン』(1980年)の監督にデヴィッド・リンチを抜擢した、つまりリンチがメジャーになるきっかけを作ったことでも有名な才人なのでした。
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by tomenosuke_2006 | 2021-09-26 14:35 | Sci-Fi Classicモチャ
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