スタント・モデル組立キットと投げ捨てプロップの増産計画
Plan to increase production of Stunt Model Kit and Duplicate of The Second Generation Stunt Blaster

新たに『ブレードランナ−2049』の商品化権を取得したアメリカのトイ・メーカーから、留ブラのOEM提供の要請があったことは2022-02-10のブログでお話ししたとおりですが、さらにスタント・モデル組立キットと投げ捨てプロップの見積もりを出してほしいと連絡がありました。
発注数は各500、留之助的には大量な数です。
モデルガンの場合、留ブラを原型代わりに利用しても金型の製作に膨大な費用と時間がかかる上、そう簡単に真似ができるような製品でもなく、要請されたことにあまり驚きはしませんでした。
かつて留之助が『ブレードランナ−2049』ブラスターの権利を取得できたのも、当時のライセンサーでトイ・メーカーのNECAが中国で留ブラのコピーを試みるも、技術が伴わす断念したのを知っていたのも理由のひとつです。
結局彼らに出来たのは『ブレードランナ−2049』Blu-rayプレミアムBOXに付属のディスプレースタンドと一体になったブラスターで、留ブラ・スタント・モデル組立キットをちゃっかり型どっていたのでした。
余談ですが、なぜスタンドと一体だったかというと、1/1ブラスター単体の権利を侵害しないようにするためと、中国では銃のカタチをしたオモチャの製造が法的に厳しくなりはじめていたからでした。
とにかくスタント・モデル組立キットと投げ捨てプロップぐらいなら、留之助製品を原型に使って中国やメキシコでコピーが造れそうなものですが、中国では法規制がいっそう厳しくなり、どちらにしても生産数が十分ではなかったのかもしれません。
ならレジン製アート・トイの分野で健闘しているアメリカのメーカーを使っての製造も考えられますが、日本より割高なのでしょうか、多分に相見積もりの気配を感じつつもベスト・プライスを出すべく奮闘中です。
商談が成立すれば、製造時に当店分を紛れ込ませて品切れのスタント・モデル・キットを補充したり、投げ捨てプロップの再販もできそうなのでした。
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by tomenosuke_2006 | 2022-03-05 20:55 | 留之助ブラスター
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