縮みゆく留ブラ、その4
The incredible shrinking Tomenosuke Blaster part 4

前回、2022-05-17のブログでご紹介したとおり、徳信尊さんの参戦で留ブラ・チビ計画が一段と物凄いことになってきました。
ソフビの原型用だし、どうせディフォルメされるのだから多少手を抜いても差し支えないと話したものの、相手が手を抜くことがからっきし苦手な徳さんだから、思ったとおり、こうなってしまいましたよ。
それにしてもソフビの原型を作るのに旋盤やドリルを使うなんて、聞いたことありますか。
稀過ぎて、ますます面白い。
徳さん製作の原型は、まずはリアルなレジン製留ブラ・チビの型取りに使い、その後ソフビ製作のセオリーに則り、金子洋平くんが徳さんに手伝ってもらいながら必要に応じて切り刻み、ディフォルメを加えてソフビ用の原型とする。
というわけで、徳さんの徳弘工房から実況でお伝えします。
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モデルガン版留ブラを応用して最小限のパーツ構成のチビ用原型を造ります。まずは最初の画像をご覧ください。
画像-1/チャーターアームズのグリップフレームとブラスターのグリップフレームの一体化作業が始まりました。機械加工に耐えられるようブラスター・グリップフレームとチャーターアームズ・グリップフレームの隙間をエポキシパテで埋め、4本のネジで固定を強化します。ネジの締め込み前の状態であることがお分かりいただけると思います。
画像-2、3/ネジの締め込み後、金属パテで穴埋めして整形された状態です。面合わせの見事さをご覧ください。
画像-4/グリップフレームをフライス盤に固定し、下部をざっくりカットします。
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画像-5、6、7/グリップエンド固定用のねじ穴加工に移ります。
画像-8/彫刻機にABS版を固定し、チビにぴったりの新規デザインによるグリップエンドを削り出しています。
下の画像をご覧ください。
このグリップエンドは仮の姿です。
人生のほとんどを銃に捧げてきた徳さんの、「銃とはこうであるべき」的美意識から生み出される麗しいグリップエンドに期待して、ひとまず現場から中継を終わります。
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※ ちなみに今回お伝えした作業はレーザーサイト・LED・カスタムシン徳さんSPの製作と並行して進められた、およそ1ヶ月がかりの仕事です。

by tomenosuke_2006 | 2022-06-15 12:57 | 留之助ブラスター
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