The incredible shrinking Tomenosuke Blaster part 5前回の報告では徳信尊さんらしい拘り抜いたグリップのサイズ出しをご覧いただきましたが、その後
レーザーサイト・LED・カスタムや
シン徳さんSPの作業のかたわら、試行錯誤を繰り返し、ついにグリップ周りの形状決定にたどり着きました。
画像-1、2/握り具合を確かめながらグリップ周りの形状を整えていきます。
画像-3/グリップエンドの形状調整のため、三次元バイスに固定用のアルミブロックを用意します。
画像-4/グリップエンドにアルミブロックをネジ止めした状態。
画像-5、6/グリップエンドを三次元バイスに固定します。
画像-7、8/フライス盤でグリップエンドを削り、形状を整えます。
画像-9〜12/グリップの面取り加工です。
グリップそのものをグリップエンドの底面に向かってわずかに絞ることで、この上ない握りやすさを得ることができました。
小指が極自然にグリップエンド、というよりはフィンガーレストの上に乗り、オリジナル・ブラスターでは得られないフィット感が気持ち良過ぎます。
グリップ周りは、最後にグリップのチェッカリングを整えて完成となります。
L-グリップはいちばん上の画像の三角のマスキングテープが貼られている個所のチェッカリングを消し、R-グリップは下の画像の黒の油性ペンで描いたラインに収まるよう彫り直します。
さてこの作業の後、さらに困難なレシーバーとマガジンの改造が待ち受けているのでした。