あらためて20インチの迫力を実感
On sale September 11th at 23:59
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この世は「憂き世」で嫌なことばかり。
ならばウキウキと浮かれて楽しく、人生を謳歌して暮らしたいと「浮世」の字を当てて、浮世絵が描かれるようになったといいます。
17世紀のことです。
そんな浮世絵を代表する葛飾北斎の古典『神奈川沖浪裏』が、アメリカ・ブランドで唯一成功している21世紀生まれのプラットフォーム・フィギュアのダニーに転写され、Hokusai Great Waveと名付けられて、文字通り楽しい8インチ版(上の画像の小さい方)が今年1月に発表されました。
北斎作品を所有するメトロポリタン美術館開館150周年を記念したKidrobotとのコラボ・シリーズ、The Met・マスターピース・ダニー第1弾3作品のうちの1点で、同時発売のルイス・ティファニーやヴァン・ゴッホ版以上の反響でした。
そうなることぐらい、Kidrbotも予測していたんでしょうね。
ホクサイ・グレート・ウェーブなら大判もイケると踏んで、オータム・スタッグ・ダニー以来3年ぶりにマスプロ・20インチ(上の画像の大きい方)を企画してくれたのでした。
で、届いたばかりの20インチ版を1点、検品を兼ねて箱から出すなり、8インチ版にはなかった強い衝撃波に襲われました。
この大きさ、この曲線で構成された特徴的でふくよかなサーフェイスこそが、古さと新しさ、伝統とモダンの絶妙な融合を表すには必須だったんだと、せめてこれくらいのボリュームでないと大判錦絵の気迫を伝えることはできないんだと、改めて思ったのでした。
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迷わず玄関のレッツ・バングを倉庫に追いやり、跡目をグレート・ウェーブに明け渡すことにしました。
ちなみに上の画像の陳列棚の上に並んでいるのはKidrobotが発売した歴代マスプロ・20インチ・ダニー20種類のうち、なんとかぎゅう詰めで飾れた1号〜17号です。
残りの3点は箱に入ったまま倉庫で眠っていますが、このグレート・ウェーブだけは寝させてなるものかと全留之助は思うのでした。
発売は9月11日23時59分。
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by tomenosuke_2006 | 2022-09-05 22:55 | Kidrobot 新製品情報
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