エングレーブ・留ブラ・スタント・モデル・ブルーイング版
PRE ORDER SOON: Engraving Tomenosuke Blaster Stunt Model Blueing Edition

小畑杉雄さんの職人技が冴える留ブラOG・スタント・モデルのエングレーブ版を、シブヤメッキさんが金色の蒸着メッキで仕上げてくれた通称金ブラを発売したのは今年の2月。
その後、どうしてもエングレーブ版を徳さんSPに匹敵するほど冷徹な鋼鉄色のブルーイングで仕上げてみたくなり、周りのスペシャイストに相談してみました。
まずは徳さんSPの作者、徳信尊さん。
いわく亜鉛ダイキャストやHWプラスチックのブルーイング(染め)は守備範囲だけれど、塗装必須のレジン製となるとまったく要領が異なり、いまのところ専門外とのこと。
そこでケイズの佐藤加寿彦さんに打診し、いったんは請け負ってもらったものの、諸般の事情で製作を断念せざるを得なくなりました。
留之助が欲しいのはクスミやシミの一切ない、ましてやウェザリングやエイジングといった人工劣化を施さない、完全に真新しいブルーイング仕上げのエングレーブ・留ブラ・スタント・モデルなのです。
そんな望みを叶えてくれるスペシャイストに、ついに6月、出会えたのでした。
アメリカの某トイ・メーカーからの依頼で、ただいま留之助が製作忙殺中のOEM版スタント・モデル組立キットのグリップエンドの原型に、リーガルラインをレーザー刻印してくれる専門家を探していた時、巡り合ったのがなんと刻印とブルーイング塗装の達人だったのです。
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▲ 注)刻印の一部をモザイク処理しています。

頼れるその人は、大人買いモデルガンの屋号でモデルガン・カスタムをこなす大川裕介さん。
念入りに要望を伝えて待つこと3ヶ月、このほど第1号が完成したのでした。
レーザーサイトをはじめ、バインディングポストやウェバースコープノブなどの小パーツをガッツリ接着済みのモデルを渡していたので、分解塗装は難しく、さらにエングレーブ加工してあるため研磨も危険で、どう仕上がるのか気になっていましたが、完成品は素手で触るのが憚れるほど美しく鋼鉄色に輝く文句なしの傑作。
一部、足付け研磨し、全体を下地(インディパーカーシール)、中塗(ガイア光沢クリア)、上塗(インディメタルパーカー)の三層で塗装したと聞きました。
留之助が胸をはって世に問うスタント・モデルの新たなカスタム。
受注生産の準備が出来次第、予約を募りたいと思います。
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by tomenosuke_2006 | 2022-09-06 15:37 | 留之助ブラスター
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