縮みゆく留ブラ、その8
The incredible shrinking Tomenosuke Blaster part 8

仮組前の最後のパーツ修正です。
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画像-1〜3/ハウジング側面に残った切り欠き部分のカタチにABS板を切り、はめ込んで接着します。
画像-4/短くしたマガジンの前後のパーツを接着、ハウジングともども磨きをかけます。じつはハウジングは先端に向かってテーパーがかかっているため、単純に切って繋ぐだけでは底面のラインが揃いません。簡単には説明できない複雑な工程を経て、ここに辿り着きました。
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画像-5〜7/ABS削り出しのバレルを応用したチビ用バレルの調整。こういう時に役立つのが、ホワイトメタルとレジンで造った留ブラの最初期モデル用のABSバレルです。
画像-8/上の長いのが元のABSバレル、短いのがチビ用にトリミングしたバレル、その右側は継手です。
ABS削り出しのバレルは、度々、徳さんSPにも応用されていますが、これが生まれた経緯をご存知ない方のために説明させていただくと。最初期モデルは警察に押収され、1年に及ぶ事情聴取の挙げ句の果てに、模造銃の容疑で罰金刑を喰らいました。そこで留ブラのご購入者に迷惑をかけてはならないと、重量を得るために採用した鉄筋性のバレルもどきを、急きょ新造したABSバレルと交換したのです。その時の在庫が、いまもこうして役立っているわけです。
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画像-9〜11/継手を接着後、レシーバのボルトとぶつかる個所をフライスで加工します。
画像-12/下が加工後のチビ用バレル。
画像-13/レーザーサイトもチビ用に加工しました。このパーツはブラッシュアップした現行モデルのものではなく、あえて昔の荒いローレットのものを応用することで、いっそうオモチャっぽさが強調できるのではないかと考え、採用しました。
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画像-14/仮組みされた留ブラ・チビです。明日、留之助に届きますので、ファースト・インプレッションを記させていただきますね。
by tomenosuke_2006 | 2022-09-15 13:28 | 留之助ブラスター
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