NO! GUNS 製造禁止、所持禁止
Get a visit from local policemen

「下呂署生活安全課の者ですが」という電話があったのは先週金曜日。
警察と聞いてソワソワしてしまうのは、やましいことがあるからではございません、13年前の出来事を嫌でも思い出してしまうからです。
ホワイトメタルとレジンで造ったガレージモデルの留ブラ最初期版の発売直後、家宅捜索を受けて店主所有の留ブラAPが押収され、岐阜県警科捜研での鑑識の結果、"模造銃" に認定されてしまったのです。
まぁ、刑事裁判にまで至らず不起訴処分になったのは当然ですが、30万円の罰金は痛かった。
次なる量産版(PRO)開発の授業料だと思えばいいじゃないかと慰めてくれる人もいましたが、聞き分けの悪い子なので、諦めきれるまで時間がかかりました。
さて、生活安全課の担当者さんいわく、銃器犯罪や違法銃器を根絶するための広報啓発活動に協力を仰ぎたく、地元の玩具店を訪問しているとのこと。
安倍元総理の事件が少なからず影響しているのでしょうね、とにかく説明を聞いて、ホッとしました。
ということで、いまでは下呂市で唯一の玩具店の留之助を、本日午前、警察関係者2名が訪ねてきたのでした。
お二人ともお若いので、13年前、下呂署と高山署が色めき立ち、"模造銃" 以上の逮捕案件となる "模擬銃" や "真正銃" の所持を期待して(憶測の域は出ませんが当たらずとも遠からず?)、留之助の自宅をはじめ、3軒の関係先を一斉家宅捜索したことなんて知らないのでしょうね。
店舗を見たいというので、変なフィギュア満載の物置と化したギャラリーにお連れし、ついでにオフィスにも上がってもらい、歴代留ブラを並べたケースをまえに、謂れや製品化までのエピソードをひとしきりブったのでした。
下の "NO! GUNS" と印刷されたチラシは、手製銃の規制について周知してもらうべく店舗内に掲示するよう、警察から託された岐阜県警発行のものです。
ブログにも転載しておきますね。
"拳銃110番報酬制度" や "匿名通報ダイヤル" の文字を見て、かつて留ブラのことを違法銃だとチクった人や、いっしょに開発してきたのに任意の取り調べで留之助を悪者にして逃げた人のことを思い出してしまうのでした。
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by tomenosuke_2006 | 2022-10-24 21:02 | 留之助ブラスター
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