現在予約受付中のデッカード・ブラスターについて
About D's Blaster, which is currently accepting pre-order in Japan

このごろFBやTwitterで、ハリコレさんや豆魚雷さんが予約受付中のD's ブラスターについての書き込みをよく目にします。
それだけでなく、ほとんど毎日のように問い合わせの電話が留之助商店に寄せられています。
いつもショップを離れる際は、かかった電話を店主の携帯に転送されるようにしているのですが、いまは煩わしいので放置しています。
別件のお問い合わせの方がいらっしゃいましたら、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、メールをいただければ喜んで対応いたします。
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当ブログをご覧いただいている方なら、Paragon FX GroupブランドのD's ブラスターのうち、水鉄砲以外の完成モデルとレジン・キットが留ブラであることはご存知だと思います。
が、それを知らない方が圧倒的に多いようです。
一般のユーザーさんからは、
「予約受付中の商品画像は留ブラによく似ているが、そうなのか」
「価格がバカ高いのは仕様が異なるからか」
留ブラ2019リテイラー・エディションを販売中の小売店さんからは、こんなご意見をいただきました。
「もし留ブラなら、営業妨害にもほどがある」
ここで留之助の立ち位置についてお話ししますと、モデルガン版留ブラは2010年の初号機"PRO"以降、莫大な金型代の半額を投資いただいたハリコレさんにセールスを一任し、留之助は製造や品質管理を担ってきました。
とりわけ輸出販売については、海外のディーラーやメーカーと太いパイプを持つハリコレさんの恩恵に与る部分が大きく、卸売価格の交渉などもすべてお任せしてきました。
つまり留之助の今回の仕事は、2種類のOEM留ブラを粗相のないよう完成させ、予定の期日に納品して完結。
日本での販売価格の決定や、豆魚雷さんとの取り引きについては、一切、関与していません。
また、Paragonのオンラインストアの製品説明文や製品パッケージには、"Made In Japan"の表記はありますが、当然のことながら留之助については触れられていません。
ハリコレさんや豆魚雷さんのサイトでも、留之助に関する記載はありません。
そこで1、2点、誤解のないよう、説明させていただきます。
完成モデルについてはParagonの了解のもと、数え切れないほどの改良を経て辿り着いた留ブラの最終モデル、2019リテイラー・エディションと同じ金型で量産しました。
たまにシリンダーが回転不良を起こす問題も、リテイラー・エディション製造の際に新規で造った治具と後加工で完全改修しています。
現行の留ブラと大きく異なる点は、グリップエンドに焼き付け印刷されたリーガルラインです。
同じくレジン・キットも完成モデルの2019リテイラー・エディションを原型に使い、グリップエンドにリーガルラインを刻印した新規モールドで量産しました。
なのでParagonブランドの2種類のD's ブラスターを予約される方で、専用のディスプレー・スタンドをご希望の場合は、"留ブラOG / 2019(モデルガン/レジンキット兼用)"をご指定ください。
ということで、留之助の最後の仕事は、残ったパッケージや取説などを勿体無いとは思いますが滅却処分することです。
明日、クルマに積んでゴミ処理施設の下呂市クリンセンターへ向かいます。
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by tomenosuke_2006 | 2022-11-13 19:39 | 留之助ブラスター
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