留ブラ整備済み品発売のまえに
Before the sale of refurbished Tomenosuke Blaster

2023年新年の留之助商店恒例福箱 ”2023 LUCKY BOX” の4Lサイズに同梱し、ご好評いただいた留ブラ整備済み品と同品質、別モデル(2049ライセンス版と2019スタント・プロップ・バンドル版)の特価販売を準備中です。
そのうち、2019版にオマケでつける予定のダーク・アンバーとソリッド・ブラックのグリップ・セットを若干数ですが先に別売します。
これ、Paragon FX Groupからの「ブラスター本体とは別にグリップだけパーツ販売したい」というリクエストに応えOEM製作した際、1ダースほど余分に造ったもののうちの一部です。
なかでもダーク・アンバーのグリップは2010年発売の最初のマスプロ版 "留ブラPROヒーロー・モデル" に採用した色調に近く、その後、2012年の "留ブラPROワーコン・モデル" で明度を大幅に上げ、2014年の "留ブラPROリテイラー・エディション" で現行の色に落ち着きました。
まだまだグリップの色調ひとつとっても試行錯誤の時代で、当時、"PROヒーロー・モデル" の濃い色のグリップは国内で不評を買い、次の "PROワーコン・モデル" の薄い色で納得してもらえたのですが、今度は海外、とくにアメリカでピス・カラー(オシッコの色)と揶揄されたものでした。
どうもParagonの関係者にヒーロー・モデルの濃い色のグリップが忘れられない人がいるらしく、今回のOEM製作になりました。
一方、ブラック・グリップは製造費で折り合いがつかなかったポリス・モデル・コンバージョン・キットの置換品です。
いずれもParagonでは簡易なヘッダーカード付きビニール袋に入れて発売される予定ですが、留之助ではバルク品扱いとします。
また、再販の予定はありませんので、とくにダーク・アンバー・グリップを手にできるのはこれが最初で最後のチャンスとなります。

グリップ・セットのご注文はこちら→https://tomenosuke.thebase.in/
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左が通常のアンバー・グリップ、右がダーク・アンバー・グリップ

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上がダーク・アンバー・グリップ、下がソリッド・ブラック・グリップ

昔の留ブラについてお話ししたついでに、最近の留ブラ・ファンの中には "留ブラ2049" について誤解している方がみえるようなので、説明させていただきます。
つまり "2049" のLEDユニットはスイッチを入れると即灯し、それ以外のモデルは遅延点灯するという勘違いです。
"留ブラ2049" には3種類のバージョンがあります。
その最初のモデルが、映画『ブレードランナー2049』に "留ブラPROリテイラー・エディション" が採用されたことがわかった2016年暮れに記念発売した、通常価格より1万円安いバージョン。
少しでも多くの人に留ブラを楽しんでもらおうと企画した、いわゆる普及版です。
マルシン工業さんを離れ独自に工作チームを立ち上げたことが、それを可能にしました。
もちろん製造コストを抑えるための工夫も施しました。
ダミーカートのプライマーと刻印を省略し、LEDユニットは遅延点灯のダイオードをオミットしてスイッチを入れると即灯するタイプに変え、パッケージもダイカット・ウレタンを使わない1枚組立式(レジン製キットのスタント・モデルや留ブラ・チビに採用)にしました。
その普及版300挺が瞬く間に完売したあと、2017年初めに仕様と価格を戻して通常モデル300挺(完成モデル200超と組立キット100挺)を増産し、これも完売しました。
その後、かねてから交渉していた『ブレードランナー2049』のライセンスが取得でき、グリップエンドの裏にリーガルラインをタンポ焼付印刷し、映画のタイトル・ロゴを使ったパッケージに入れ、"留ブラ2049ライセンス・エディション" として2017年10月、映画の日本公開に合わせて大々的に発売しました。
その際、ライセンス費用の一部を取り込み価格を改訂しました。
ということで "留ブラ2049" は3バージョンあり、最初の普及版のみLEDが即灯。
近日特価販売する "2049" は遅延点灯タイプで、巷ではプレミア価格で売買されている『ブレードランナー2049』のタイトル・ロゴが印刷されたパッケージのライセンス・エディションとなります。

by tomenosuke_2006 | 2023-04-02 15:06 | 留之助ブラスター
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