日本の漫画やアニメの影響大な禿げ親父が作るフィギュア

A shocking work that we purchased 14 years ago

満を持しての発売、なんてことではありません。
単に売り出す機会を逸してしまい、そのまま放置していたというか、すっかり忘れていたんです。
なんと14年間も、倉庫の奥まった場所に積み上げた大きな段ボール箱の中で、見つけられるのを待っていた禿頭。
2009-08-20のブログで紹介した "北京から来たスペイン原人" ジュダス・アリエータのちょっと大きめなPVCフィギュア、ジュダスZのことです。
自分をモデルに、大好きな日本の漫画やアニメのエッセンスを注入して作ったまではよかったのですが、いかんせんモデルの個性が強烈すぎて、ヤバいことになっちゃいました。

▲▼ ジュダスZのANバージョン（背景は作者のアートワーク）

面白がって仕入れたまではよかったのですが、これに興味を持つ人なんているのだろうか、いたとしてもこれにお金を払うような人は絶対いないに決まっていると14年前に思った気持ちは、いまでも変わりません。
白のブリーフを履いたただの変態ストリーキングおじさんみたいなジュダスZのANバージョンと、マジンガーを大胆に絡ませてはみたけれど、ブリーフがなりきれていない、やっぱり変態コスプレおじさんを思わせるADバージョン。
どちらも、日ごろの緊張をほぐしてくれる大味な作りが特徴です。
作者のFBをのぞいたら、いまもジュダスZを作り続けているのを知り、その根気強さとブレのなさに驚いたというか、いまになって発売してもいいよう気がしてきたのでした。

▲▼ ジュダスZのADバージョン（背景は作者のアートワーク）