ポラロイド・グリン・カメラ
COMING SEPTEMBER: Polaroid Grin Cameras by Ron English
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2年前のことなんですが、デトロイトに拠点を置くモダン・アート専門の大手出版社 1XRUN(ワン・タイム・ラン)が、ポラロイド社とコラボして面白いプラットフォーム・オブジェを発表しました。
もっともスタンダードなBOX型インスタント・カメラ "ポラロイド600" のスキンを、5人のアーティスト(DistorteddGreg MikeMr.AndreSheefyRon English)がデザインするというもの。
"NEW OUTSIDES, OLD INSIDES" (新しい外側、古い内側)と名付けられた、かなり力の入ったプロジェクトでした。
1980年代〜1990年代初めにかけて製造されたオリジナルのポラロイド600の内部コンポーネントを、1XRUNとポラロイド社の技術者チームが共同で新品同様に動作するようレストアし、ポラロイド社が保有していた外装パーツの金型を使って新しく個別にボディを鋳造、再びインスタント撮影が楽しめるようにして、それぞれ400個のみ限定発売したのです。
そのうちのロン・イングリッシュがデザインしたポラロイド・グリン・カメラが、ロンのスタジオ Popaganda からLAのディストリビューター経由で留之助に届きます。
ちなみに国内正規品のインスタント・カラー・フィルムは、ちょっと高い(1パック8枚入り約3,900円)ですがAmazonなどで入手可能。
バシャとシャッターボタンを押すと駆動音とともにカメラ前方から印画紙が出てきて、徐々に画像が浮かび上がる。
ふわっとした色合いで、ン百万画素なんていう最近の高画質デジタル画像と比べれば頼りなさすぎる仕上がりだけれど、それがまたポラロイド特有の味なんです。
温故知新とはこういうことでしょう、時にはノスタルジーにひたりながら、アートで生まれ変わったプラットフォーム・カメラを楽しみたいと思うのでした。

ご注文はこちらから→https://tomenosuke.thebase.in/
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by tomenosuke_2006 | 2023-08-19 18:07 | イマモチャ
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