ソフビ・マンモスコング "マウント工房 努" 版
Sofvi Mammoth Kong "Mount Kobo Tsutomu" version

先月中頃の "X"(twitter)で、「留之助商店のマンモスコング、欲しいんだけどバリエーションが矢継ぎ早に出るのと転売ヤーの動きが早すぎて購買意欲が削がれてしまうってのがあってまだ手を出せずにいる。オールクリアのヤツとか出たら買おうかなとか思ってみたり。あとは、、、ソフビはmimiちゃんだけにしたいってのもあるかな」っていう投稿を見て、とくに「矢継ぎ早に出る」っていう個所に引っかかったというか、ちょっと考えさせられました。
これまで留之助では国内外のアーティストさんとコラボして100種類以上(バージョン違いを1種類として計算)のソフビをプロデュースしてきましたが、とりわけマンモスコングについては1年もたたないうちに10種類ものバージョンを出して、確かに他の留之助ソフビとくらべると超ハイペース。
「矢継ぎ早」と言われても仕方ないと思いながら、じつはそれなりの理由があるのでした。
たとえばマンモスコング以外のソフビには作家さんがいて、完成するまでそこそこ神経を使います。
時には話が噛み合わず収拾に気を揉んだり、ことのほか時間がかかったりします。
その点マンモスコングはストレスフリー。
テレビ番組や絵本に登場したキャラクターを下敷きに、mirock-toyさんがソフビ用に再現してくれた見事な素体を、自由に味付け・味変できる。
気心の知れたソフビのエキスパートからお知恵を拝借したり、ソフビ工場の提案に耳を傾けたり、とにかく新作のアイディアが次から次に押し寄せてくるのです。
矢継ぎ早と言われようと、創作意欲が旺盛なうちは作り続けたいと思うのでした。
というわけでで、次回作は既報のデュオトーン版で進んでいたのですが、なんと伏兵出現。
4月上旬、One up.さんからソフビの彩色で有名なマウント工房 努さんをご紹介いただき、10体だけフル彩色版の製作をお願いしていたのですが、なんの前触れもなく、そのうちの5体が完成し送られてきたのです。
生々しくメタリックな皮膚、象牙色のキバ、濃淡の波打つ体毛、どこをとっても美しい。
またしてもソフビ・マンモスコング・シリーズに傑作が加わりました。
あとの5体が届き次第、One up.秋葉原店さんと留之助で5体ずつ販売する計画です。
続報をお待ちください。
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Ⓒ川内康範/宣弘社

by tomenosuke_2006 | 2024-09-08 18:47 | 留之助オリジナルモチャ
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