留ブラの次なるフェーズ - 16
Tomenosuke Blaster Gas Gun - 16
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10月17日、ペガサスシステムのシリンダーが遂に完成したと連絡をもらい、東京都大田区の栄商金属さんの本社を徳信尊氏と連れ立って訪問しました。
そのシリンダーをHW製チャーターアームズ・ブルドッグ・フレームに組みつけた試作品の試射をし、その完成度にすっかり魅了されてしまいました。
なによりもトリガーがよりリアルに重くなっただけでも感動ひとしお。
1回のガス充填で5発を連射し、さらに2回続けて5発を装填、連射することができました。
小さなシリンダー(ガスタンク)ながら、どうしてスタミナ抜群です。
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外装色については、平澤 秋人氏が工作してくれたモックアップや、それを氏自ら撮影した画像を使ってパーツごとに色を指定し、最終決定しました。
さらに、これまでの留ブラではコストを抑えるためにオミットしてきたLサイドのブルドッグ・フレームやクレーンにうっすら残る押し出しピンの痕も、完全に研磨・除去してもらうことになりました。
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留ブラの次なるフェーズ - 6で、バレルとフレームの一体成形からなるHW製チャーターアームズ・ブルドッグ・フレームを、ガスガンに応用するためにはバレルとフレームを分割しなければならず、結果、切断面を養生すると0.5〜1.0ミリ短かくなってしまうとお話ししました。
その問題を解消するためにはブルドッグ・フレームを1000個鋳造し、半分をバレル優先に使い長さを確保し、残りの半分をフレーム優先に使うということになったのですが、それではあまりに勿体なさ過ぎる。
そう思ってくれた栄商金属の技術者さんが、じつは500個のブルドッグ・フレームで事足りるよう、タミヤの薄刃クラフトのこで全数手切りして、短くなった分をバレルと同じ断面の厚さ0.75ミリのリングを別途製作、補うことになったのでした。
上の画像中央の黒いリングがそれです。
ちなみに青刃のノコギリがタミヤの薄刃クラフトのこです。
初号の完成は11月上旬。
この分だと目標の12月中には全量納品してもらえそうです。
国内販売分の200挺については11月中旬、ハリコレさんで予約販売の予定です。
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by tomenosuke_2006 | 2024-10-17 17:21 | 留之助ブラスター
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