よくある質問にお答えします
Answers to frequently asked questions

最近、よく似た質問の電話やメールをいただいています。
留ブラのこれからについてです。
下にメールで寄せられたある方のご質問を、そのままコピペさせていただきます。

「お忙しい中、申し訳ありません。お聞きしたい事があるのですが、留之助ブラスターAIRガスガンが最後の留之助ブラスターになるのでしょうか? 留之助ブラスターを手に入れる事が出来る最後のチャンスならば、チョット無理してでも購入したいと考えているのですが…変な質問で申し訳ありません。教えていただければ幸いです。宜しくお願いします。」

その答えを、前置きが長くなりそうですが以下に記します。

ペガサスシステムを導入するための新規金型代等、到底500挺の製造だけでは償却できない初期投資をし、もちろん増産は必須でした。
が、製造を請け負ったAICTIONさんは、下請会社で精密機械工場の栄商金属さんに留ブラAIRの製造を丸投げ。
その栄商金属さんといえば打ち合わせのために何度かおじゃまするうちに、AICTION製LIBERTY CHIEFを造っただけの、トイガン製造についてはキャリアの浅い会社だとわかりました。
製造関係者のみなさんは、ペガサスシステムを留ブラに組み込むことなど簡単にできると、高を括っていたのかもしれません。
2024年7月末に最初のサンプルが上がり、その1ヶ月後には量産が開始されるという予定はズルズルと11月末にまで延期され、せめてアメリカ輸出分300挺だけでもクリスマスまでに間に合わせたいと思っても、結果は2025年5月まで引きずることに。
製造関係者のみなさんは、留之助が品質管理に変質的に厳格だということを知らないでいたのは確かです。
そのために、いまも組み立てに多くの時間を割いてもらっています。
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で、本題です。
企画を立ち上げてから丸2年、紆余曲折あり過ぎて、留之助はことのほか気力を消耗してしまいました。
初期投資分が回収できなくても、この留ブラAIR 500挺を最後に留ブラから永遠に解放されたいという気持ちが日増しに大きくなっています。
いま、予約受付中の国内向け200挺の仕上げの真っ最中です。
とりわけこの200挺は先の300挺で培った熟達の技術で組み立てられ、輪をかけて美しく完成すること間違いないでしょう。
なので質問に率直にお答えします。
200挺のうちの1挺、ムリをしてでも購入されることを強くお勧めします。
今後の予定は完全に白紙ですが、いずれにしても国内向け留ブラAIR200挺を超える留ブラを造る余力は、留之助には残っていません。
ただただゴールを目指して最後の力を振り絞っているのでした。
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画像は5月某日、栄商金属さんでのアメリカ輸出分最後の全数検品の際のスナップ。
by tomenosuke_2006 | 2025-05-12 23:58 | 留之助ブラスター
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