こーいうのは、いかがです?
ゴリラズのフィギュアがよく売れてます。
10月に入荷したCMYKエディションは最初の入荷分が完売となり、その後も問い合わせが相次いで、いま最終追加分8セットの入荷待ちといったところです。
カラーリングとパッケージ・デザインが異なる先週入荷したばかりのWHITEエディションも、ヤフオクに出品するたび希望落札価格(送料サービス)で落ちていきます。
こちらは追加入荷の予定なし、残り僅少です。
ゴリラズのネームバリューのなせるワザといったところでしょうか。
ひきかえ、ホアック・ジー作のキッドロボット君やダレク作のアイスボットの売れ行きスローなのが、ちょっとさびしいかなぁ。
銭勘定じゃなくって、この子たちの良さがなかなか分かってもらえないようで。
ゴリラズあたりをきっかけに→留之助商店得意のデザイナーズトイの世界に触れ→興味をお持ちいただいて→しまいには抜けられないところまでいってもらう。
これって、まだまだ夢のまた夢?
なら、この際だ、きょうはさらにもっと微妙なフィギュアを紹介しちゃうぞ。
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1964年から数年間、アメリカのMARX-TOYから発売された“0011ナポレオン・ソロ”(MFU=The Man From U.N.C.L.E.)のフィギュアです。
硬質ビニール製で高さ約14センチ(は、48分の1のプラモタンクと同スケールのミニソルジャーの3倍強のサイズ)。
同時期のシンクレアの恐竜フィギュアといい、これといい、小さすぎないところがじつに店主の好みを突いてます。
写真左のナポソロと右のイリクリのほかにも、レオ・G・キャロル演じたウェバリー課長(オヤッさん)をはじめ、スラッシュ・エージェント3人、シカゴギャング5人が発売されました。
特徴をうまくとらえた造型といい、手にした小道具の的確な作り込み具合といい、申し分なしです。
もちろんスラッシュ・エージェントのひとりはスラッシュ・ライフルをかまえてる。
しかし40年もまえのモノだけに、完品を探し出すのは至難のわざです。
やっと見つけたと思ったら、イリヤが手にしたアンクル・カービンやスラッシュ・ライフルの先っちょがモゲちゃってたり。
かわりに、子供の歯形がいたるところに。
そうなんです、歯が抜け代わるころの成長期の子供には、ほどよい大きさと歯ごたえを合わせ持つ硬質ビニール製のこのオモチャ、噛みつきたくなるくらい愛らしかったんでしょう。
んで、これの何が微妙かというと、ワルサーP38アンクルタイプを追求している硬派なMFUファンにはオモチャすぎて、これといってこだわりたくなるような特色もなく、しからばイマモチャのフィギュア・ファンにはというと、年齢的にも何のことだか分かるまい。
つまりまたしても誰が買うとも知れない不良在庫がいっぱいあるということ?
でも、とりあえず宣伝しておきます。
アンクル・エージェント3点セットが20500円、スラッシュ・エージェント3点セットが18900円、シカゴギャング5点セットが31500円也。
もし先っちょがないスラッシュ・ライフルを持ったのとか、サイレンサーが食べられてなくなったアンクル・カービンのイリヤでもいいから、噛んでみたいという人はお申し出ください。
送料ご負担いただければ差し上げます。
とりあえず店主も試したヤツですが、きちんと洗って送ります。
by tomenosuke_2006 | 2006-11-21 17:40 | ムカシモチャ
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