SWINDLE Magazine入荷しました。
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SWINDLEと書いて、スウィンドルと読みます。
意味は、ペテンとか、詐欺とか、ボッタクリといったところでしょうか。
ロサンゼルスの先頭をいく超人気ポップカルチャー誌の名前です。
LAのファッション、音楽、アート・シーンをくまなく網羅した内容は、ながめるだけでも目に保養なグラフィカルで、折衷主義で、反体制的な総160ページ。
もちろん誌名とは裏腹の、たっぷり信頼できる記事と絵と写真が満載され、そう、デザイナーズトイの源流を見る感じなんです、店主的には。
2004年にOBEY GIANTで知られるアーティストShapard Fairey(シェパード・フェアレイ)とエディターのRoger Gatsman(ロジャー・ゲイツマン)が立ち上げ、年4回の発行で、現在通算8号を数え、さらに最初の年鑑ICONS号がつい先日発売となりました。
SWINDLEがいろいろ面白いのは内容のみならず、その発行の形態です。
ニューススタンド用のソフトカバー廉価版と、高級紙を使って印刷もていねいなハードカバー版の2種類を毎回発行してる。
で、最新のICONS号にいたっては、内容同じで2種類のカバーなんか出すもんだから、2冊とも欲しくなっちゃうじゃないですか。
キョトン目のツイギーもいいし、チェーンスモーカーのSlash(=スラッシュ、映画ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTの音楽もやってたような)もすてがたい。
ICONSというだけあって、近年の象徴的人物にスポットを当てたインタビューと写真が満載。
いまのツイギーさんも登場します。
現代史とはいかに人工的産物なのかということが学べる構成・・・コーヒーテーブルに置く歴史書・・・気楽に見てください。
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留之助商店取扱のSWINDLEはすべてハードカバー版で、上のバックナンバー1号〜4号と8号は各3450円、ICON特集号は3800円です。スウィンドル=ボッタクリといわれないよう控え目に値付けさせていただきました。


by tomenosuke_2006 | 2006-12-11 18:43 | 書店入荷新着情報
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