たまにはハードな鉄砲のこと。
いろんなきっかけでこのブログを見つけ、お寄りいただくようになったみなさんの中には、店主の過去の素性を探り当てて留之助商店へ直接メールくれる人も少なくないんだな、うれしいことに。
そういう人の特徴は「1にSF」、「2に映画」、「3に鉄砲」で、全員が男ときている。
しかも筋金入りのマニア。
店主はマニアと職人さんが好きである。
ウマが合う。
話に花が咲く。
で、いまいちばん新しい花咲か友だちが徳さんなのだった。
“徳さん”のつもりでキーボード打つと、店主のパソコンの辞書は“特産”と最初に変換するけれど、きょうはそういう徳さんの特産品を紹介したい。
図面を2月上旬に仕上げ、最近やっと本体を完成させて、あとは刻印を専門の職人さんにお願いするところまで漕ぎ着けたと、ちょいまえ徳さんからおいしそうな画像付きメールが届いたのだよ。
モノはリベリオンのクラリックガン。
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スタイリッシュなシューティング・ポーズをガン=カタなんて呼んで、けっこう盛り上がったあの映画のアレ。
バットマン俳優クリスチャン・ベールが2挺拳銃でバリバリ撃ちまくったベレッタ92Fベースのカスタムガンのことだ。
鋭く尖った独特のスタビライザーをスライド先端に寸分の狂いもなく接合・延長させて、フロントサイトのトリミング、エキストラクターの上面への移植など、細部のこだわりも素晴らし過ぎる。
見ているだけでも恐ろしい仕上がりというしかないよ、徳さん。
製品化された93Rベースのロボコップ・ガンの、あのロングノーズがたまらない店主としては、さらにヌメっときてセクシーなこいつを一度でいいから振り回してみたいですゥ。
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いずれはデッカード・ブラスターを造る計画でいるみたいだけれど、協力は惜しまないから。
木もプラも鉄も何でもござれの徳さんには、店主もいろいろお願いしたいことがあったりして、今度、いっしょに遊ぼうよ。



ルガーP08の原型ともいわれているドイツのボーチャード・ピストルを、徳さん、主要部分に木とABS樹脂を使ってゼロから造り上げた。
ああこの最高に“変で普通でない”鉄砲、アールヌーボーの19世紀末に生まれたこいつも振り回してみたいなァ。
トリガーの図面〜トリガー完成品〜トリガーガード周りの製作ジグ作り〜組み込み〜完成まで、徳さんの仕事振りをじっくりご覧ください。
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by tomenosuke_2006 | 2007-03-09 17:53 | プロップ
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