![]() 出版社はこのまえ紹介したFURNISHと同じベルリンの出版社Die Gestalten Verlag (dgv)、サイズは18cm×24cm、肉厚の392ページ、英語版だ。 ところで店主と雑誌はアイ・ラブどころか、長いことハーラン・エリソンの少年と犬みたいな間柄だった。 相思相愛の時期があったんだよ。 雑誌のおかげでひもじい思いをしないですんだ。 雑誌は生活の糧だったし、唯一自分を表現する場所でもあった。 だからデジタル・メディアに押されて四苦八苦している最近の雑誌に「ガンバレ」とエールをおくりたいのよ。 店主がデビューしたSF雑誌“奇想天外”をはじめ、アメリカ製SF映画の旬なところを現地リポートした“STARLOG”や、映画とLAの最新情報を月2回のペースで書き続けた“Hot Dog Press”は、もうとっくに廃刊している、デジタルが台頭するまえに力尽きちゃった。 別に店主の責任じゃないよ、それくらい市場(読者)は気まぐれってこと。 創刊の理念のようなものを維持しながら、つねに売れる雑誌でいつづけるというのは至難の技なんだ。 よくあるでしょ、売らんがために読者にベタベタ迎合してるのやら、結局は大多数の俗悪に合わせた内容で生き延びようと必死こいてる雑誌(に限らない、いろんなマスメディア)。 悪魔に魂を売ったとしか思えない雑誌が目について、ほとほとアイ・ヘイトだよ。 むしろあまり売れてなさそうなのに、良心のようなものを感じる。 映画雑誌でいうなら松下元綱編集長率いるFLIX、もっと売れるといいね。 で、新刊We Love Magazinesなんだけれど、これは世界のポップカルチャー・マガジン10誌のケースメソッド。 優れた内容、大人の知的好奇心を満たしてくれる雑誌とはどういうものなのか、事例(雑誌のページをそのまま載録)を挙げながら解説している。 ま、固いこと抜き、きれいな写真集ながめるつもりでご注文いただければサイワイかな。 しかし、だよ、下の写真。 これは載録や事例じゃなくて、上のカバー写真と対をなすこの本の最後の見開きあたりのデザインだと思うんだけれど、返品本の山にThe hard sell(売るのが大変)の文字は、ウ〜ムと思わされちゃうのだった。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by tomenosuke_2006
| 2007-04-08 11:39
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