リチャード・コイル氏からワールドコン・モデルを一部修正させてほしいとメールが届いた。
実物(2006年のワールドコンで公開されたブラスター)をくまなく検証して造ったはずなのに、どうしたことだろうと思ったら、じつに仔細な変更。
グリップエンドのネジ穴の位置を1/16inchほどズラすためにグリップフレームそのものも造り直したとか、サイドカバーやグリップのカーヴィングにも微小な修正を施した、ウンヌン。
コイルさんからは、ワーコンモデルは改良を重ねながらバージョンを上げていくこれまでの手法は採用しないと聞いていた。
実物のレプリカである以上、それと瓜二つのものはたった1種類しかないという理由からだ。
初期出荷の15挺とその後に追加製作された5挺を、その1種類にするために最終調整させてほしいという申し出は、じつに彼らしい。
送料はこちら持ち、ただし新しいパーツ代や組替え料は無料とのこと。
一時的とはいえ、ワーコンモデルが手元を離れるのはさびしいけれど、善は急げである。