じつはぜんぜん知らなかったんだけれど、シカゴ、ニューヨーク、ロンドンをはじめ、日本では2003年と2006年に東京丸の内で開催された世界的規模のアートイベントに、
Cow Parade(カウパレード)っていうのがある。
原寸大FRP製の牛のオブジェを開催地のアーティストたちが自由にカスタマイズして街のあちこちに展示、イベントが終わると売却され慈善事業に寄付されるらしい。
こんなデカイのカウ人はどんな人だろうと思わせるカウパレード。
チャリティーのことはこっちに置いといて、これはオブジェモチャが得意とする表現テク、とってもダニー的じゃないですか。
デザインの都ミラノのそれはそれは笑える作品、じつに多く、ついつい写しちゃったんで、旅の思い出に傑作をいくつか紹介しときます。
いろんな牛と遭遇し、やっぱり思い出してしまうのは飛騨高山国分寺通りにある飛騨牛の精肉屋でレストランの“丸明”の店先に飾られているたいそうなブロンズ牛のこと。
遊びの精神ほとんど皆無、少しも面白くないし、きっと誰一人として感銘や感動もしないんじゃ。
飛騨牛で有名な飛騨だもの、「カウパレードみたいな面白いヤツ飾ろうよ」なんていう人、いるわけないよね。