左は恐竜大陸のマスコットキャラのダイナソーエモン、 まったく別の話題から入る。 1986年だったか、87年か、デイヴィッド・クローネンバーグの映画『ザ・フライ』のプロモーションで、かのグロテスクな蝿男をデザインした特殊メイクアップ・アーティストのクリス・ウェイラスが来日したときのこと。 彼との親交をよく知る映画の配給元、20世紀フォックスの当時の宣伝部長が夕食会をセットアップしてくれた。 クリスは離婚直後でエクスワイフ(元妻)とも店主は友だちだったから、言い訳じみた話をけっこう聞かされたっけ。 やっと映画の話題になり、しばらくして感想を求められたんで赤ワインの酔いも手伝い、つい評論家気取りで批判じみた言葉を口にすると。 「君も、一度、映画を作ってみたら?」と返され、とてもシラケた会食の幕切れを迎えたのだった。 その数年後、ある映画作りに参加したとき、はじめてクリスの言葉の意味を理解した。 何事にも“都合”というものがあり、とくに予算と製作日数があらかじめ決められていて、大勢の人間がそれに関与する場合など、妥協と泣き寝入りは日常茶飯事となるのだ。 以来、店主は、誰かの創作について語る際、時と場所に配慮するようになった。 以来、店主は、いかなる創作活動も共同作業でさえ、完全にコントロールできないことには手を染めないと固く決意したのだった。 (分かるよね、何を言わんとしてるかは) 1番目は中部地区最大規模といわれる物量の骨格化石の展示。 2番目は株式会社ココロ製のロボット恐竜の展示。 3番目はプレイゾーンで、恐竜にちなんだゲームやフワフワやショップやフードコートがあり、店主が2ヵ月で用意したレトロ恐竜もこのエリアに棲んでいる。 骨格化石の展示は驚嘆に値する。 抑制の利いた照明もうまい。 意図したのかは知らないけれど、壁面に拡大・投影された骨格の影が、異空間な雰囲気を醸し出している。 次のココロの恐竜、写真撮るの忘れた。 で、ここまではアカデミックな内容といえるだろうね、それに対してレトロ恐竜がいるあたりはウルトラ怪獣も飾られたりで、とくにお気楽、こういうのをバカデミックという。 (別にジギャグっちゃいません) 店主、何かにつけて意表を突く展開は好きだけれど、隅っこの奥まった場所にクイックマッサージのコーナーが併設されてたのには度肝を抜かれたのだった。 まずは関係者のみなさま、お疲れさまでした。 心より成功を祈念いたしまして、リポートとさせていただきます。
by tomenosuke_2006
| 2007-07-20 09:48
| ムカシモチャ
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