ロウブロウな1日でありました。
本日のいちばんの予定はメルローズ通りのオブジェモチャ屋BarracudaのBuff Festでバフ・モンスターに会ったり、300個限定の夜光版と、200個限定10インチ真っ黒版を買うこと。
のついでに同じメルローズのキッドロボットLA店や関係各所をくまなくチェックして回り、夕方、ゲイリー・ベースマンに会うという、けっこうギュウ詰めスケジュールだったのですが。
まずはGallery 1988に寄って、20数名のロウブロウ・アーティストたちによる“自分の思うカルト映画”を題材にしたグループ展CRAZY 4 CULTを鑑賞しました。
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真っ先にPeter Gronquist作のDarth Bladerがお出迎え。
ダースベーダーがローラーブレードはいてるからダース・ブレーダーじゃ、店主のつまんない駄洒落とラベルが同じじゃぁありませんか。
というように、カルトっていうには軽はずみ。
映画への強〜い思い入れや拘りに満ちた、ハンパじゃないオーラのようなものを感じさせてくれる作品に多数出会えるかと期待したのですが、ちょっと拍子抜けかな。
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なかなかな作品もありますが、グループ展なんですから、まったく異なる作風がひとつのテーマで結ばれ共鳴し合う、そんな特別な空気を味わいたかったです。
ちょっと残念、散漫な印象きわけて強く、個々の傑作も、傑作ゆえにこの空間の中では居心地悪そうにみえて、ほとんどお気の毒さまというしかなかったのでした。
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こんな暗い作品ばかりじゃないですが、店主が思うカルトな傑作は、左がポゼッスドのルーク・チュー作品、右がひと目で分かるシェパード・フェアレイ作品。
で、彼らが自作に引用した映画ですが、店主、わざわざネタばらしません。
分からない人はそのまま人生つづけてもらって結構です、分からなくてもぜんぜん支障ありませんから。
とにかく面白そうな作品はすべて売約済みで、浪費しないですみました。
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Gallery 1988近くにあったティム・ビスカップのストリート・アートを眺め、4時から始まるBuff FestのBarracudaへ2時間早く先回りしてオーナーのミゲル・ガルシアとMINDstyleの社長マシュー・D・ヤングに仁義を切る。
だってもうお店のまえには長い列ができてるんだもの、店主、炎天下で2時間も待つ気ないし、店長にそれさせるのもかわいそうでしょ。
並ばなくてもいいように、ついでにバフ・モンスターを真っ先に紹介してくれるよう話をつけました。
で、BarracudaのまえにMunky KingではじまったBuff Festの、当店でも取り扱いのレギュラー版のリリースパーティを覗くため移動すると、なんと、お店のまえでゲイリー・ベースマンとばったり。
立ち話でしたが、けっこう盛り上がり、夕方、会うのはこちらから辞退させていただきました。
Barracudaで遊んでいたら時間的にぜったいムリ、それならSDCCでゆっくり会いましょうって、ミニポスターのサインもそのときもらうことに。
ほんとだよ、ちゃんとゲーリーと記念撮影したんですから。
彼、店主に気後れしたみたい、顔、引きつってるように見えませんか。



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by tomenosuke_2006 | 2007-07-23 19:58 | ロウブロウアート
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