新しい輸入法、試み中です。
たとえばBayで仕入れた絶版品や今回のコミコン限定品などは、“仕入れ値x1.25〜1.5+送料”で販売価格を決めている。
つまり当店の粗利益は“1.25〜1.5”の部分。
せめて1.5ぐらいないと何やってるか分からなくなるんだけれど、元値が高価なために上代がますます高くなりそうなものは涙を呑んで“x1.25”で抑えている。
プロの並行輸入屋さんのあいだでは“x1.75”が最低ラインっていわれてるから、おいしくないショーバイではある。
そんなわけで上記は趣味みたいなもの、やっぱり留之助が本領発揮するのはきちんと卸値で仕入れ、メーカーが推奨する上代に輸入経費を足して日本での販売価格を決め、たくさん売って稼ぎまくれたらいいなぁ・・・以上は本音コーナーでした。
で、これからがニュース。
つまり、“メーカー推奨上代ー卸値=粗利益”を確保しながら、少しでもリーズナブルな販売価格を実現するためには、輸入経費をどこまで切り詰めるかにかかってくる。
いつも思っていたんだよ、中国の工場で作られたものが日本を素通りして太平洋を渡りアメリカに上陸、それが日本の留之助まで逆戻りするみたいに空輸されて来るわけだよね。
なら、もし中国からいっきに飛騨高山まで送ってもらえたら送料も節約できて、上代も安くなるんじゃないかって。
問題は留之助みたいな多品種小ロットな、言い換えればセコイ数しか仕入れないお店の要望に応えてくれるメーカーさんがいるかってこと。

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が、いたんですよ、最近ではプラスチックゴッドの悪の枢軸5点セットやクラオラのニンギョー・プロジェクトを発表したSRD(スーパーラッドトイズ)さんです。
もともとダニーなんかとくらべると高めな価格設定で、ベースが御所人形という日本人にとっては郷土趣味的なチョイスだからでしょうか、アメリカとちがってウケいまいちで、どんどん在庫がたまってる。
けど、これからはSRDが契約しているホンコンの輸送窓口から直送してもらえることになり、ちょっとは安くなりそうだから、おひとつどうぞ。
じつはね、売れなくっても辛抱強くニンギョー・プロジェクト仕入れ続けた甲斐あって、スーパーリミテッドな次回作を8個、優先的に回してもらえることになったんだよ。
なんと只今、ゲイリー・ベースマンが新作ニンギョーをデザイン中、どんな変な子になるんだろう。
ウチでも、いままでにニンギョー作品を買ってくれた人優先で販売しちゃおうかな。
by tomenosuke_2006 | 2007-08-16 11:51 | 留之助商店計画
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