このシリーズ、留之助で扱うことに決めました。
UPPER DECKといえばスポーツものフィギュアで有名なアメリカのメーカー。
とくに同社のALL STAR VINYLと名付けられたソフビ・フィギュア・シリーズは、スポーツ音痴の店主でさえ一時ハマったものだった。
NBAのスタープレーヤーレブロン・ジェームスがNIKEのTV-CMで演じた1人4役のキャラの商品化、その大胆なディフォルメとギリギリなリアルさにけっこう魅せられ、留之助取り扱いオブジェモチャのラインナップに加えたのだった。
その後はバスケからフットボールにシリーズが移行して、NFLのスタープレヤーがこれまた魅力的なレブロン・タッチで登場したけれど、この世界、ぜんぜん分からないから仕入れるのはあきらめた。
まぁ、オールスター・ヴァイニールの特色をひとことでいうなら、憧れのスターをコミックスのスーパーヒーローの如くとことん格好良くしたような、空想力と造形力の見事なコンビネーションの賜物といったところでしょうか。
たとえばリアリズム一辺倒のマクファーレン製スポーツ・フィギュアとは完全に対峙して、フィクションの娯楽性、お気楽さを秘めている。
しかも大量生産で売れ残った商品をバッタ売りしたりするあまたのアクション・フィギュア・メーカーとは異なり、生産数を抑え、商品を大切にしている点に好感が持てるのだ。
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そんな異色のメーカーがアメリカン・コミックスの殿堂MARVELとがっぷりコラボ、他の無制限大量生産型トイとは異なるコンセプトで新感覚コミック・フィギュアを作ることになったのだった。
その最初の製品が既報のトゥィキム・デザインのスパイダーマン、限定2000個。
SUBSCASTSと名付けられた新シリーズの第1弾で、じつはひとつずつに手書きのナンバーがふられるってこと、お伝えするのを忘れてた。
実在のスポーツ選手をコミックス風に仕立てたアッパーデッキが、コミックス・ヒーローを立体化するとこうなる。
つまりオブジェモチャる。
高価で代り映えしないスタチューなんかに興味のない、一皮むけたマニア向け。
クリスマス前に発売されるサブキャストの次回作IRON MANの案内見て決めましたよ、これは留之助が扱うべきでしょう。
というわけでこれからのサブキャスト、ごいっしょに注目してみませんか。
このシリーズ、留之助で扱うことに決めました。_a0077842_23385813.jpg

by tomenosuke_2006 | 2007-09-05 23:44
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