ハリーハウゼンの新DVDセット、高いけど予約しました。
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ジム・ヘンソンが人形遣いの王様ならレイ・ハリーハウゼンは神様である。
ウィリス=キングコング=オブライエン直系の弟子にして、いまだに意気軒高な87才の元モデルアニメーター。
店主は1966年の『恐竜100万年』(中学2年生)から1981年の『タイタンの戦い』(映画ジャーナリストとしてLA在住中)まで、レイのアニメ作品はリアルタイムで観せてもらったし、古い作品は名画座めぐりだけじゃ飽き足らず、ついには新旧の作品のほとんどを16ミリ・フィルムで所有するに至った、ビデオソフト普及まえの1970年代終わりのことである。
1982年にはトニー・スコット監督のデビュー作『ハンガー』のSFXを撮影していたデイヴィッド=おかしなおかしな石器人=アレンのスタジオではじめてレイを紹介され、緊張のあまりサインもらうの忘れてしまったのだった。
そのころすでに神様はイギリスで悠々自適の引退生活を送り、ときたまバケーションでアメリカを訪れてはハリウッドやILMで弟子たちの仕事振りを見て回っていた。
そんな旅の途中の出来事だった。
レイの背中から後光がさしているのを、はっきりとこの目で見た。
で、12月に発売されるハリーハウゼンDVDコンプリート・コレクションの予約を、とーぜんのことながらしちゃいましたよ。
物欲を駆り立てたのは初期のモノクロ作品『地球へ2千万マイル』『世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す』『水爆と深海の怪物』が、なんとレイの監修でカラーライズ化されてるっていうこと。
あの金星のイーマ竜の色が半世紀を経て明らかになるなんて、楽しいじゃないですか。
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だけじゃなく、SF映画キャラのスタチューで有名なジェントルジャイアント社の12インチ(約30センチ)イーマ竜のオマケもつく。
いままで商品化されたレイのファンタジー・キャラのほとんどすべてを集めてきた店主としては(その一部は留之助商店で販売中)、このイーマ竜も手にとって吟味する使命があるような気がするのだ。
イーマ竜といえば、レイの古くからの友人でありモンスター雑誌FAMOUS MONSTERSの編集長だったフォレスト・J・アッカーマン氏が所有していた石膏像(オリジナル彫刻から型どりされた)をもとに、数年前に300個だけ作られたソリッドレジン・スタチューを、榎本店長がモノクロ映画風に仕上げたのも売ってます。
便乗商法でかたじけない。
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とりあえずスタチューをパッケージでご紹介。
ほかにもトイザラス限定を含むすべてのソフビを複数個在庫してます。
詳しくはお問合せくださいね。

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↑ 金星竜イーマ
地球へ2千万マイル(1957年)

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↑ サイクロップス
シンドバッド七回目の冒険(1958年)

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↑ タロス(左・USA限定)
アルゴ探検隊の大冒険(1963年)

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↑ グリフィンVS.ケンタウロス
シンドバッド 黄金の航海(1973年)

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↑ カーリー
シンドバッド 黄金の航海(1973年)

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↑ ミナトン(左)グール(右)
シンドバッド虎の目大冒険(1977年)


by tomenosuke_2006 | 2007-09-28 01:05 | Sci-Fi Classicモチャ
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