本物の“ベニーと赤い鳥”にする。
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SDCC 2007から持ち帰ったMINDstyle製、Kathie Olivas作のBenny and Red Birdのコミコン限定モノクロ版(200個限定)、それはそれでいい雰囲気だったけれど、9月末、そのオリジナル・カラー版(300個限定)がひとつだけ手に入った。
で、見たら、モノクロ版ではそうでもなかった違和感のようなものを強く感じたのだよ。
何十年も、いや何百年もまえに描かれて埃をかぶり、朽ちるにまかせた絵のような、古ぼけた色合いこそキャシーらしさ。
それをMINDstyleが製品化するんだもの、ジャームスのコーンヘッドのようなワザで、大昔のオモチャ箱から発見された骨董品風に仕上げてくれるかと思ったら、意外にあっさりっていうか、コストとの兼ね合いもあったんだろうね、新品の何ものでもない。
真新しすぎる。
落胆する店主に、榎本店長が「ナンでしたらぼくが仕上げましょうか?」
おー、そうだった、ウチには強力なモデラーにしてペインターの秘密兵器がいたではないか。
何もエイリアンやブラスターのガレキを作ったり、樹脂製のP38アンクルタイプを金属のようにリペイントするだけが彼の才能じゃなかった。
店長こそはキャシーのカラー版ベニーと赤い鳥を、彼女の絵そっくりに蘇らせるドクター・フランケンシュタインだったのだ。
というわけで、BEFOR & AFTERを見てちょうだい。
欲しいっていっても、当分、あげる気ないから。
ただしこの調子で在庫のモノクロ版に汚しを入れたカスタム・ベニーと赤い鳥、発売決定。
どんなのになるか、楽しみだね。
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by tomenosuke_2006 | 2007-10-12 16:50
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