スカルヘッド。
好評のうちに完売した3インチ・ダニー・シリーズ4。
留之助で購入されたお客さまの中にシークレットを引き当てた人がいらしたかどうかは定かじゃございませんが、中でもダニーの顔をスカルヘッドに乗せ替えたホワック・ジー作品の人気は衰える気配がなさそう。
eBayではいまだに1個200ドル以上で取り引きされてるみたいだし、今月はじめにホワック本人のeBayストアで開催されたGID(夜光)とREDのサイン入りペアのチャリティー・オークションの落札価格は、なんと445ドル(約53,000円)。
全額、小児病院へ寄付されるとはいっても、ねぇ。
太っ腹な人がいらっしゃるものです。
文字通り、遠い海の彼方のお話ですわ、日本ではまだまだ。
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あのころはキッドロボットのネームバリューでもなければ、スカルヘッドの人気や、その生みの親のホワック・ジーの名前が決め手じゃなかった。
ほんのちょっとまえ、2005年のいまごろのことだよ。
12インチのスカルヘッド・フィギュアが5種類、ひとつは50個、あとの4つはそれぞれ250個限定で同時発売され、あっという間に売り切れたのは、ニューヨーク・マンハッタンに本店のある高級セレクトショップの老舗バーニーズ・ニューヨークとのコラボだったから。
トップクラスのファッション・デザイナー5名によるその秋冬のコレクションを、共布、同素材で6分の1にリデュース、ホアック・デザインの仕込み杖(日本刀が仕込まれたステッキ)を持つスカルヘッド・フィギュアに着せて、バーニーズ・ニューヨーク本店とキッドロボットでのみ発売されたのだ。
最近、ほとんど更新していない留之助ホームページのここに載せてるんで、一目瞭然かと。
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そしてこれからが肝心なとこ。
プレミア価格だからそう簡単に売れるものじゃないこのスカルヘッドを、この時期になると高山旅行にいらっしゃる鎌倉のご夫人が、今年もひとつ、つまり今回で2つ目をお買い上げくださったということ。
1年まえの留之助オープン時に恐るおそる付けたプライスも、ほとんど入手不可能に
なったいまでは、どこよりも安いはず。
きっとますますプレミアはつくだろうけれど、また来年もひとつ買いますとおっしゃったそのご夫人のためにも、留之助が潰れないかぎり向こう3年間はいまのままのプライスにしておこうと思うのだった。
そしてここが教訓?
ほとんど無名だったホアック・ジーがスター・アーティストになれたのは、石の上にも三年のことわざが示すとおり、アレですよね。
だから留之助もソレ見習わなきゃと自戒するのでした。
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by tomenosuke_2006 | 2007-11-06 23:59
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