
猫科動物のDNAを注入して造り上げたような不思議な生き物ゴールドラスの創造主ミストとともに、フランスのオブジェモチャ・メーカー
BONUSTOYZで双璧をなすのがSteph Cop(ステフ・コップ)。
SF趣味に走る最近のミストとは対照的で、このグラフィティ・アーティストはストリートに遊ぶキッズやギャングたち身近な若者を特異な筆致でカリカチュア的に描くのが特徴。
さらにその絵を自ら立体化したときの大胆さといったら、新世紀のキュビスムといっても大袈裟じゃないね。
正確にはキュビスムとは「いろいろな角度から見た物の形を一つの画面に描き、立体的な物全体を平面上に表現しようとする試み」だから、ステフ・コップのキュビズムは「絶えず変化成長する生態の“動き”を静止した立体上に表現しようとする試み」ってな感じだね。
つまり、3Dピカソ?
顔や表情、肉体や四肢が見事に物を言う最新作は名づけてCopper、ピンク、グリーン、グレーの3バリアントが各100個ずつ、ハートマーク入り手投げ弾のオマケ付きで発売になる。
まず12月1日にパリで、ちょっと遅れて飛騨高山でも。