いいねぇ。
スケット・ワンはやっぱりいいねぇと心の底から思わせてくれるシアワセ・フィギュアの登場だ。
その名はRIPPLE、覚えてやってちょうだい。
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このリップル君を見て、まず連想するのは1984年のSFXコメディ『ゴーストバスターズ』の、あのマシュマロマン。
マンハッタンに突如現れた、ちっとも怖くない巨大モンスターである。
SFXスタジオのボスフィルムで何度か撮影を見学したり、ある時は人手が足りないからっていうんで表情を操作するケーブルの1本を持たされたりして、思い出とくに深い。
いまでは日本スペシャル・メイクアップ界の第一人者といわれている江川悦子女史も、店主の隣りでケーブルを引っ張っていたっけなァ。
なわけだから1984年にツクダから発売されたソフビのマシュマロマン(いちばん出来がいい)には感じるところ大で、いまも留之助商店のビンテージコーナーを賑わしている。
多い時には10数個在庫があったけれど、マシュマロマンを知ってる人におよそ半分、単にかわいいとこが気に入ったっていう人に約半分引き取られて、いまはこの3人が残るのみ(美品、高価買い取り中)。
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リップル君を見てマシュマロマンを連想したように、マシュマロマンにはじめて会ったときはミシュランタイヤのマスコット、ビベンダム君が脳裏をよぎったね。
白いトグロウンチのような(こりゃ失礼)、鏡餅のような(縁起がいい)、実際は大小さまざまなサイズのタイヤを積み上げて人型にしたという、あのキャラである。
動きにくそうな体型なのにいつもアクティブなポーズで、底抜けに明るい表情を振りまいている。
ちなみにレッドガイドブックの所以は、なんて話はしないよ。
そんなことより今年はビベンダム君生誕110周年なんだ、お目出度いんだから。
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110年のあいだに何がどうなったかというと、まず靴を脱ぎ、からだの段々が徐々に消え、手の指が5本から4本へ、終いには鍋つかみ風になって、つまりデフォルメが着々と進んだと。
けどホワホワの柔らかな感じ、ニッコリな口元、パッと明るい瞳など、シアワセ・フィギュアの3原則に変わりはないのだ。
最小限の曲線で描かれたリップル君、そのホワイト・バージョン(500個限定)のニックネームがマシュマロっていうのも何かの縁か。
ほかにフロック加工のブラック・バージョン(300個限定)もあり、こちらは通称リコリス(甘草風味のキャンディ)。
ともに背丈は8インチで、着脱可能な5種類の福笑い風の目が付属する。
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by tomenosuke_2006 | 2008-02-13 23:59
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