DIYフィギュアの正しい使い方。
いつだったかめずらしく留之助の店頭でセールスに立ったときのこと、コジック作10インチ・スモーキンラビットの白を買おうかどうか悩んでた女の子がいてね、そこはほら、口からでまかせ、出たとこ勝負の店主であるから「この白はね、ほかの色付きとはちがって別の使い道があるんだよ。たとえばバースデーパーティや卒業式、結婚式やその他いろんな記念日の寄せ書き用に利用するのが、アメリカではけっこう流行ってるんだから」。
ぜんぜん流行ってなんかいないし、けど、なるほどっていう感じで買ってくれたね。
以来、留之助では白ムクのDIY(ドゥ・イット・ユアセルフ)フィギュアはスキンデザイン用というより、「寄せ書きに重宝しますよ」で売り抜けているのだった。
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で、先ごろ、お馴染さんのひとりが、お友だちの結婚記念の寄せ書きに使うからって、テディ・トゥループのDIYを買ってくれた。
店長がヘルメットにカップルのお名前"Ryohei・Eriko"と"Happy Wedding"のタイトルを書いてお渡しすると、
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ハッピー・ハッピーに変身したね、とってもいいじゃないですか。
テディの上で青春が、友情が、飛んだり跳ねたりしています。
色紙や画用紙の寄せ書きは、あの日の思い出や純愛までもいっしょにどこかへしまい忘れそうだけれど、DIYフィギュアを使った立体寄せ書きなら、いつまでも飾ってられるし、ソフビ製だもの永遠の愛よりも風化の恐れなし。
今度、ゴショドールのDIYを売り出します、みなさんもいかがですか、こんな利用法。
ところで上の世界にひとつしかないテディに対抗して、下に50個しか作られなかったロンドン・ポリスの特別なのをご紹介します。
今年はじめ、人知れずNYのショップMy Plastic Heartから1個150ドルで発売され、一瞬にして売り切れてしまった10インチ。
ヘルメットのパターンといい、ブルーぐあいといい、まさしくラッド&ドッグだね。
で、およそ2ヵ月のあいだにeBayに出品されたのはふたつのみ、もちろん両方とも強引に落札させていただきました。
ひとつはすでに到着済みです、ウットリです。
興味のある方はこちらまでお問い合わせくださいねって、結局はセールス・オチで失礼。
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by tomenosuke_2006 | 2008-02-27 22:14
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