
6月のキッドロボット製品を紹介した
直前の記事をご覧になった方から、リーチ・ベアは“かみつきばあちゃん消ゴム”を元ネタにしたんじゃないかとのご指摘をいただきました。
確かにいわれてみれば、そんな気も。
店主はまったく知らなかったのですが、三菱のシャープペンシルか、替え芯なのか、そのどちらでもよかったのか、とにかく1987年にどれかを買うと付いてきた子供たちに人気のノベルティグッズが、かみつきばあちゃん消ゴム(じいちゃんもいた)だったらしい。
入れたり外したりできる真っ白の入れ歯は鉛筆やシャープペンにしっかりかみつくように作られていて、つまり消ゴムを使いたいときは筆記道具にスッポンのごとく食いついているばあちゃんやじいちゃんを外して使える仕組み。
当時のお子ちゃまの情操教育にどんなふうな影響をもたらしたかは計り知れませんが、日本人の遊び心の懐の深さを知る格好のエグザンプルではあります。

いまではいい年の大人になった君たちに、リーチ・ベアでも買って、過ぎ去りし幼少時代を懐かしんでもらえたら店主冥利につきます。