DIYフィギュア、もっと売りたいのですが。
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金と銀のカスタム・メカ・ダニーの作者デニス・クィジャーノが主宰するUrban Warfair(アーバン・ウォーフェア=都会の戦争博覧会)の記念すべきソフビ・オブジェモチャの第1弾、4インチ・ミニ・スカリーがデビューした。
ついきのう紹介したアートデンカのスカルボックスをはじめ、リンゼー・クーンのピロ爆裂人形、ブランズ・ピータースのスラップ・ハッピーなどなど、各種スカルがオブジェモチャ界を賑わしているけれど、このアーバン・ウォーフェアのシンボルマークを3D化させたスカリーは、けれどDIY (Do It Yourself)なのだ。
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なぜ“けれど”なのかというと、DIYフィギュアはイマイチ不人気だから。
それが証拠に留之助のDIYモノ、けっこう売れ残ってます(白のボード・ブロードなんて、そのままでもいい感じなんだけどなぁ)。
日本には未完なイメージのシロムクを飾りたいと思う人がほとんどいないところへ持ってきて、ラッカーペイントで自分流のオブジェモチャに仕上げるという遊び、つまりDIYがぜんぜん根付いていないフシがある。
プラモやガレキを組立てたり、リアルに着色するのはもはや日本のお家芸、立派な文化なんだけど、お手本のないイマジネーション1本勝負っていうか、創造力やオリジナリティが求められるDIYは、まだまだ。
この際、フィギュア好きとかモデラーのみなさんじゃなくって、絵は画用紙やキャンバスに描くものだと思っている人たちに、たまには平面を離れてDIYしてみてほしい。
海外のオブジェモチャ作家のほとんどが元来は絵描きさんで、ある時3Dの魅力を知り、2Dと3Dを行ったり来たりしているうちに、まったく新しいアートフォームを導き出した。
それがアートトイとかデザイナートイとか、留之助ではオブッジェモチャといってるものなのだ。
売られはじめたばかりのミニ・スカリーの、下の画像がDIYの参考例。
留之助も1ダースぐらいは入れてみようかと思っている。
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by tomenosuke_2006 | 2008-06-14 20:20
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