ロウブロウ専門出版社
Baby Tattooの最新刊やチョイ新刊が合計4冊、留之助書店に入荷した。
が、今回は特別、表紙にこんなステッカーが貼られている(イヤなら簡単にひん剥けれるから心配無用)。
つまり“サイン本”という意味。
SOLD OUTになっていたアマンダ・ヴィゼルの絵本
ポッピング・スルー・ピクチャーズもゲイリー・ベースマンの
ヴェニソンを渇望すもサイン入りで再入荷だし、いままででいちばんSF色が濃厚なラグナーの
シンプトマティカ=兆候も。
あと、予告なしの最新刊がグリス・グリムリィの
狂気が支配するところ。
サブタイトルにThe art of Gris Grimlyとあるように、今度のは既刊2冊の絵物語とは異なり、彼のあらゆる表現をおよそ80ページに渡って満喫できる2002年から2007年に発表された作品の集大成なのだ。
狂気にかられたアーティスト、グリムリィの虜になった人は、この機会に直筆サイン本をぜひどうぞ。
同じ覆面の女を描いても、こうも手法が異なるように、いろんなグリムリィが楽しめるのが新刊『狂気が支配するところ』なのである。