サファリランドの料理法。
4インチ・リボルバー専用サファリランド製ショルダーホルスター#1001とデッカードが使用したブラスター用ヒップホルスターの関係については、すでに国内外の研究家たちが検証済みだが、留之助では以下の仮説を元に#1001をリフォームする。
27年前、ブラスターを造ったプロップマンがサファリランド社に専用ヒップホルスターの作製を依頼した。
そこでメーカーは#1001を応用することにして、ショルダーベルトのホック用ボタンの取付け位置よりわずかに上で切断、木型に置き換えた簡易ブラスターを用いて型付け(皮に形状を記憶させる)処理し、完成させた。
装着すると通常のヒップホルスターよりやや高い位置となるが、ズボンのベルト用ループはそのまま使用することにした。
ホルスターのリフォームは専門家のM氏に依頼している。
上の画像は店主の指示でショルダーベルトのホック用ボタン穴をよけてカットした数ヵ月まえの失敗作、実際より1センチほど短い。
ただしチェーンステッチの風合い、切断面の処理などは完ぺきだ。
APに付属させるホルスターはオリジナルの形状通りのラインで切断、木型で型付けし、ホック用ボタン穴を埋め、丸い跡は鞣して消す。
APのオーナーには本物だけが放つオーラを味わっていただきたい。