細密な彫刻、塗りの確かさが特徴だろう、Germs(ジャームス)の
コーンヘッドや
ダーククリスタル・フィギュアこそ、MINDstyleのスタイルだと思っている。
内職のおばさんを総動員したような、あるいは大工場に家内制手工業の掟を布いたかのような、作品の向こうに細い絵筆を何本も器用に使い分ける中国職人の技を感じる。
とくに今度発売される6種類のメカトリアンズ・ミニフィギュア・シリーズの第1段は、実寸3.5〜4インチ(9〜11.5センチ)とは思えない妥協知らず、圧倒的な仕上がりなのだ。
大小のスティーブン・レポッドを見比べていただきたい。
本来、ワンオフのカスタマイザーとして出発したDoktor Aの手作り感をマスプロデュースできるのは、MINDstyleをおいて他にないと思うことしきりなのだった。

↑ ミニ・スティーブン・レポッド

↑ バトラー

↑ バンカー

↑ ウィール

↑ DJ

↑ ミスター・ヘッド