SWINDLE19号も発売中です。
高山市内のある中学校はTDLから入場禁止を言い渡されて何年にもなる。
修学旅行で男子生徒が大はしゃぎのあげく、ミッキーマウスを担ぎ上げ池へ放り投げたのがそもそもの原因だとか。
じつにけしからんガキ共だと大人の店主は憤るのだが、では自分の中学校時代はどーだったかというと、きっと先頭切ってミッキーマウスをいたぶったクチではないかと、親の心、子知らずである。
かぶり物だから当然だけれど、何を言っても、小突いても、片時も変わらぬ忍耐強い笑顔のアニメキャラたち。
ちっとも可愛くない子どもとか、バカカップルとかと記念撮影する時など、かぶり物の中ではどんな顔をしているのだろうか気になってしょうがない。
と同時に、あの笑顔が完ぺきに場違いな現実へと連れ出したくもなる。
バンジージャンプとか、映画『アポカリプト』のユカタン半島とかでニヤケてたら、それはそれで見ものだぜ。
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いかんいかん、脱線しすぎ。
今度のSWINDLE 19号の特集記事のひとつ、Seeing the Beauty in the Beastの写真を見ていたらあらぬ妄想に走ってしまった。
表紙絵はMike Giant、よって最大の特集も何十年にも渡って1日5時間は必ず絵を描き、あとの時間は好奇心のおもむくままに生きてきたタトゥ・アーティストにしてグラフィティ・アーティストのマイク・ジャイアントの作品と密着記事。
彼の起床から就寝までの1日を写真で綴る1ページが、これまた面白い。
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他にも中国のラッパーとか、アパッチの血を継ぐグラフィティ・アーティストを紹介したり。
さらにグラフィティの黎明期の1970年代のLAを克明に記録した老写真家の作品にスポットを当てたりして、相変わらずスウィンドルらしい渋い目線の編集に息を呑むのだった。
by tomenosuke_2006 | 2009-02-15 00:37 | 書店入荷新着情報
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