カウンターカルチャー・アート誌
HI-FRUCTOSEの最新10号で特集されたGlenn Barr(グレン・バール)、もうご覧になった方は彼の夢と現実が交差する不思議な世界に魅せられたことだと思う。
故郷デトロイトの場末を重い色調でリアルに描いたかと思うと、同じタッチでSFチックなマシンやクリーチャーの登場するファンタジーアートもこなす。
もしやこれって同じデトロイトにパラレルワールドを透視しているのかと思ったりして。
そんな代表作をふんだんに紹介した10ページにおよぶ記事の最後に、蜂のようなフィギュアがチョコンと載っていた。
そう、この人もまたオブジェモチャを発表しているのだ。
Hell's Proprieter(地獄のあるじ)、名前は怖いがモチャはあくまでもかわいい。
で、このほど雑誌で紹介されていたヤツの木製人形版ハンドペイント仕上げを見つけてきた。
グレンのアートワークによる厚手の化粧箱に高さ5インチ(13センチ)、ベンダブル手足でポーズ付けが可能な“あるじ”がソーッと収まる。