デッカード・ブラスター現地レポート-6。
太平洋標準時5月1日午後2時25分(日本時間5月2日午前6時25分)、
ヒーロー・ブラスター、225.000ドル(2250万円)で落札。

実銃採寸に余念のない徳さんを現地専門家のワークショップに残し、榎本店長と島田さんがオークション会場のP.I.H.へ。
初日の出品物はForry Ackermanのペーパーコレクションが中心で、2日目にブラスターを含むミニチュア、モデル、プロップ、コスチュームなどの大物が出品される。
ブラスターのおおよその出品時間を聞いていたふたりは、余裕で会場入り。
専用用紙に必要事項を書き込み、IDとクレジットカードを示しビッダー登録、日本人のオークション参加者は彼らだけだった模様だ。
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出品物の総数が1000点に達する今回のオークション、物凄い勢いで出品と落札が繰り返されていく。
アマゾンの半魚人のヒーロー・マスクが7万ドル(700万円)、モールピープルのマスクが2.2万ドル(220万円)、Chiodo Bros'のアニマトロニクス仕様のクリッターが4000ドル(40万円)、予想価格400ドルの『恐竜100万年』のラクエル・ウェルチのアクターズチェアが2000ドル(20万円)。
10分の休憩をはさみ、SWのセイバー、ブレードランナーの各種コスチュームなどが予想価格の範囲内で落札され、ついに今回のオークション最大の呼び物、ヒーロー・ブラスターの番が来た。
現地時間午後2時20分、会場正面のオークショニアが言う。
「電話とネット受付の準備は出来ていますね? それではブレードランナーのヒーロー・ブラスターのオークションを開始します」。
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9万ドル(900万円)からスタートするや、1万ドル単位で入札があり、あっという間に予想価格の15万ドルを超えた。
いつの間にか電話参加者2名による二つ巴の入札合戦となり、価格が跳ね上がる度に会場内に歓声が起こる。
そこかしこで溜め息まじりのこんな声も、「awesome・・・(スゴイ)」。
「電話参加で相手の顔が読めない探り合いです。僕らまで緊張しました」とは、榎本店長。
20万ドルに達したところで入札のペースが落ち、会場では入札者が誰なのかヒソヒソ語り合う声が。
それも束の間、ついにハンマープライスが決定した。
今回のオークションの最高落札価格225,000ドル、割れんばかりの拍手が巻き起こった。
噂どおり、シアトルでSFM(SFミュージアム)を運営するマイクロソフトの創始者の一人Paul Allen氏が落札したのだろうか、落札者の情報は一切明かされず、次の出品へとオークションは続いたのだった。

そのころ徳さんは現地専門家のワークショップでチャーターアームズの実銃に日本から持参した留之助ブラスターのパーツを被せて、一息ついていた。
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by tomenosuke_2006 | 2009-05-02 22:24 | 留之助ブラスター
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