スペオペ・ヒーロー、完売御礼&予約受付のお知らせ。
Go HeroのBuck Rogersですが、うれしいことに第1次入荷分が発売1日で売り切れました、ありがとうございました。
ご案内のとおり、クリアガラス製スペースヘルメットのみ遅れての発送となります、何卒ご了承ください。
また好評につき、改めて予約を承ることにしました。
お早めにご予約いただけましたら、8月中の納品も可能です。
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同じ予約販売になりますが、こちらは来年春の発売を目指しこれから製造に入るGo Heroの次回作。
バック・ロジャースとともに1930年代の小僧たちを熱狂させたもうひとりのスペースオペラ・ヒーロー、Flash Gordonであります。
1/6・バックがコミック・ヒーローの見事な3D化なら、同じコミック生まれのフラッシュ・ゴードンは1936年に映画化されたヒーローの迫真的な1/6化、できたらこれもならべて飾りたい。
人気コミック出身で、その後、映画化されたあたりはバック・ロジャースとよく似た生い立ちのフラッシュ・ゴードン。
ばかりか映画のフラッシュとバックは同じユニバーサル作品で、脚本家も監督さえ同じなら、一部セットも使い回しされたりして、ヒーローも同じ俳優のBuster Crabbeが演じた。
そう、今度のフラッシュ・ゴードンはバスター・クラブ生き写しフィギュアなのである。
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ちょいとストーリー紹介。
モンゴという謎の惑星が地球に異常接近し、天変地異を起こしはじめる。
一方、小型飛行機で空のランデブー中だったフラッシユ(下の写真中央)と恋人のデールも、その影響で墜落しかけてパラシュートで脱出、落下した先はザーコフ博士の研究室のそばだった。
博士は地球の危機を救うべくモンゴに乗り込むための新型のロケットシップを完成させたばかり、意気に感じてフラッシュとデールも同行することとなった。
モンゴは中国人似の悪の権化ミン皇帝(写真右)に支配され、美しい娘(左)もいたりして危機また危機の大冒険が繰り広げられるのだ。
椅子ひとつないロケットシップによる立ったままの宇宙旅行ではじまる古式豊かなSF映画、衣裳・小道具・セットなどもテキトーな未来趣味で飾られて、そりゃもうご都合主義と行き当たりばったりの展開が他のいいかげん映画の追従を許さないいにしえの名作なのだった。
ちなみに1974年にはソフトコア・ポルノのパロディ作『フレッシュ・ゴードン』が公開され、1980年には大予算を投じてリメイクされた。
べつにフラッシュ・ゴードンにこだわっていたわけじゃないけれど、LAで過ごした1980年代、フレッシュ・ゴードンのSFX関係者とよく遊んだし、リメイク版のSFXスタジオも何度かおジャマしたなぁ。
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1/6・フラッシュ・ゴードンが木箱入りなのか、バック・ロジャースなみのオーディオ・ギミックが内蔵されるのかは分からないけれど、いまのところ公表されている付属アクセサリーは以下のとおり。
1.映画そっくりレイガン・ピストル。
2.映画そっくりレイガン・ライフル。
3.映画そっくり剣と鞘。
4.当時商品化されたブリキモチャそっくりのザーコフ博士のロケットシップ。
その他、モノクロ時代の衣裳が美しくカラーで再現され、Go Heroが開発した30以上の可動ポイントを持つ1/6素体ATOModelに着せられる。
ついでにこのATOModelの予約も受け付けます、奮ってお申し込みくださいね。
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ところで1/6・バック・ロジャースはカラーで描かれたコミックを元にしていたけれど、モノクロ映画のフラッシュ・ゴードンをカラーで再現した本作はというと、けっして空想の産物ではなかった。
れっきとした元ネタがあったのだ。
娯楽雑誌LOOKの1938年3月15日号(下の画像)の表紙をご覧いただきたい、他にもこんな感じのカラー写真が当時のメディアを飾ったのだろう。
胸の稲妻が1/6フラッシュと反対向きなのは表紙のレイアウト上、反転させたものと思われる、Go Heroの設計ミスではない。
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by tomenosuke_2006 | 2009-08-07 23:59 | Sci-Fi Classicモチャ
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