kidrobot x MoMA Design Storeで。
表参道のMoMA Design StoreがカスタムMUNNYコンテストの参加作品を募集中だ。
詳しくはこちらを参照→http://www.momastore.jp/munny/
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本家の話によると、今回のイベントはkidrobotの本格的な日本市場への参入を見据えたものであり、ある日本企業とe-commerceに関する契約も成立、今後、いくつかのエントリ・レベル・トイが配給される、とか。
じつに素敵じゃないですか、キッドロボットが広く一般の知るところとなるなんて。
たとえばLAのメルローズ界隈のストリート系アパレルショップをのぞくと、何気にキッドロボットのミニフィギュアや5インチ・ラビットなど、つまりエントリ・レベル・トイがレジ周りに並んでいたりする。
そんな感じでキッドロボットが日本でも市民権を得られたなら、さらに上級のリミテッド・トイがここ飛騨高山の留之助商店にあるということで衆目を集め、お客さんや注文が殺到してですね、否が応にも儲かってしまうじゃないですか。
本家によると、We will keep Tomenosuke as the top-level designer toy store (like the arrangement we have here in USA)ということで、留之助の日本におけるポジションは揺るぎなく、加えて、I am sure this will mean many more great things for us のとおり、いいことがいっぱい起きるらしい。
と、店主の中の天使がキッドロボットの日本進出を手放しで喜ぶ反面、もうひとりの悪魔は重く暗いため息にも似た声で「こんなことになるなんて」と、ぼやいてみるのだった。
知る人ぞ知る、とか、自分だけのもの、といったささやかな優越感や独占欲に支えられてコレクターは生きている。
ずっとまえからキッドロボットを知っているとか、キッドロボットモチャを長年集めてきたというのがある種の自慢だったりするから、だれかれなくキッドロボットを話題にしたり、ぽっと出に知ったかぶりされたりすると、もう世も末のような気分になってしまうのだ、っていう人、いませんか?
今後の動向がいろんな意味で楽しみなキッドロボット・イン・ジャパンなのだった。
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by tomenosuke_2006 | 2009-08-09 20:46
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