どう見てもDIY経験豊かな人の作品だとは思えない。
曲面相手のぎこちない筆使いで線はヘラヘラだし、うまく描こう、塗ろうの気持ちはあったのだろうけれど、子どもの素朴なイタズラ書きと大差ない結末。
ツノがあるくせに、二重瞼の上目遣いはやけに色っぽく、こいつは何かの間違いで生まれてきたオカマのサイクロップスかぁ?
kidrobotの4種類の新しいDIYフィギュア・シリーズ
MUNNYWORLDのひとり、
Bubを当店でお買い求めになり、せっかく完成させて現物をご持参いただいたんだもの、なんとか称えてさしあげたい。
そーだ、こういうのをヘタウマって言うんだと、ついに褒め言葉を思いついたのも束の間、これはただのヘタウシだったと気付く。
なぜなら左腕に黒毛和牛と書かれているもん。
いかんいかん、モンコウから茶色の実がはみ出ているぞ。
その上の垂直にそそり立つ尻尾のあり得なさ、ヘソの遠慮気味な×印のタッチ、手足の先はちゃんとヒズメ状にペイントされて、だんだん見てたら慣れてきた、好きになってきた、もはや愛おしくさえある。
これって、当店常連にして店主の百倍もB〜C級映画に詳しいHN“爆弾班中谷”さんの作品でした。
この際ですから
Trikky、
Raffy、
Roozと、あとの3人もヘラヘラなヤツに生まれ変わらせてやってください。
えーっと、それから、MUNNYWORLDご購入のみなさんでDIYされた方がいらっしゃいましたら、ぜひ見せてくださいな。
サイクロッギュウのあとですもん、なーんも遠慮することないでしょう。