留之助商店の流儀、のようなもの、前編。
コメントをはじめメールや電話などでご質問いただいてますDunny Fatale Seriesの販売について、かいつまんで説明させていただきます(とは言っても話が長くなりそうでいささか溜め息混じりです)(それにしてもダニー・シリーズへの期待は新作が発表される度に高まるばかりで嬉しいかぎりです)。
留之助商店はアメリカのkidrobot本家と直接契約を交わし2006年9月に開店、以来、たびたび更新される契約内容を順守してきました。
契約の大きな柱は3本。
1) Amazon、eBay-shop、Yahoo-shop、楽天など、サードパーティのショッピング・サイトではなく、独自のオンラインストアを運営していること、2) 一切の予約販売を禁じる、3) "SOFT release"と"STRICT=release"のふたつの販売方法に従う。
最近ではブラインドボックス・フィギュアの開封販売を禁止するという項目が追加されました。
レア度によってプレミア価格で販売するショップが、とくにアメリカ本国であとを絶たないから。
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予約販売を認めていないのは商品が期日通りに届かなかったり、輸送中に破損や紛失事故が起きて代替え品が準備できない場合を考慮しているからです。
また"SOFT release"とは商品入荷後、小売店の都合のいい時期に販売してもよいという意味で、キーチェーンやヌイグルミ、限定生産ではないフィギュアなど、いわゆるエントリーレベル・トイに適用されます。
一方"STRICT=release"とは世界中の小売店が足並をそろえて同時発売する限定生産品をさし、商品の発売を盛り上げよう、楽しもうとの思いも込められています(多少の時差による遅れは許されます)。
"STRICT=release"される限定生産品は希望者全員に行き渡らないことが予想されるため、発売日時をあらかじめ発表することで公平を期してもいるわけです。
Dunny Fatale Seriesはそういう"STRICT=release"商品のひとつであり、留之助商店はkidrobot本家の理にかなったユーザー優先の販売ポリシーを尊重しています。
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留之助でも予約販売する場合が、稀ですがあります。
ひとつはメーカーやディストリビューターから生産数や配給数の計画を立てたいとの要請で予約を募る場合。
Go Heroのフラッシュ・ゴードン・1/6・フィギュア1/6素体アトモデルなどがそれに当たります。
入荷が確実で万が一の場合の代替えが確保でき、メーカーやディストリビューターが予約販売を認めている商品も、たとえばリトル・トリッカーズがそれに当たります。
その他はなるべく予約販売しないよう努めています。
店主になるまえ、フツーのコレクターだったころ、AmazonでVisionaireとkidrobotのコラボフィギュアを注文しました。
同じ商品はkidrobotのオンラインでも買えたのですが、Amazonの方は日本のショップの取り扱いだったので、ついなんとなく。
が、しばらくたってAmazonから商品が入荷しなくなったと連絡があり、kidrobotのオンラインへ戻ってみれば売り切れ、心底落胆しました。
で、基本的には手元にあるものを売ろう、ないものは売らないにこしたことはないと思うようになったのです。
というわけで、あとはMINDstyelのディズニー・ライセンス商品やマイケル・ラウのゴッドファーザーの予約ウンヌンでしたよね。
ちょっと一息入れさせてください。
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kidrobot本家からの当店割当数は5カートン=20ケース=500個。
ダニー・ファタール・シリーズはこれまでのダニー・シリーズと同じく、お一人様、1/100のレア・フィギュアが入手可能な1カートン(=25個入りケースx4ケース)までお求めいただけます。
そこでKlorデザインの記念3インチ・ダニー(500個限定)の10個ですが、1月29日(金)ミッドナイトの発売開始から24時間の間に1ケース以上お求めいただいた方のうち、数の多い順に、同数の場合は早い順にプレゼントさせていただきます。

1個=880円(税込)、25個入りケース=22,000円(税込)
by tomenosuke_2006 | 2010-01-19 21:14 | 留之助商店計画
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